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WMI(wmic)を使ってシステムのディスクサイズや空き領域などをリモートから調査する

8/10(金) 5:10配信

@IT

対象OS:Windows 7/Windows 8.1/Windows 10/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016

 コンピュータの運用管理などを行う場合、そのコンピュータにどのようなディスクドライブがあって、そのサイズや空き容量がいくらか、ということを知りたいことがある。

 ローカルのPCならエクスプローラで簡単に確認できるが、記録として残したり、他のアプリケーションなどに結果を貼り付けたりするのならば、CUIのツールでテキストデータとして情報を取得できると便利だ。またCUIのツールなら、調査対象のPCの台数が増えてもほとんど手間は変わらない。接続先サーバを変えてコマンドを繰り返すだけだからだ。

 以下のTIPSでは、PowerShellを使って、リモートPCのディスクサイズや空き領域サイズを調査する方法を紹介している。

・TIPS「PowerShellを使ってシステムのディスクサイズや空き領域サイズなどをリモートから調査する」

 通常はPowerShellでも構わないが、OSのバージョンや環境によっては利用できないことがある。そこで本TIPSではWMI(wmic)コマンドを使う方法を紹介する。

WMI(wmic)でディスク情報を取得する

 「WMI(Windows Management Instrumentation)」は、Windowsシステムを管理するための共通システムインタフェースであり、システム状態の取得から各種パラメーターの設定まで、さまざまな制御を行うことができる。前述のPowerShellで実行しているコマンドレットも下位ではこのサービスを呼び出している。

 WMIを制御するコマンドとしてwmic.exeがあるが、WMIやwmicの基本的な使い方については以下のTIPSなどを参照していただきたい。コマンドプロンプトを開いて、「wmic volume」や「wmic logicaldisk get name,size,freespace」などのように利用する。

・TIPS「WindowsでWMIとwmicコマンドを使ってシステムを管理する(基本編)」
・「wmic」[英語](Microsoft Docs)

 WMIでディスク関連の情報を取得するには以下のようなコマンドを使用する。

 wmicに続けて指定する「volume」や「logicaldisk」は、実際にはWMIで操作する対象となるオブジェクトの名前(を短く分かりやすくしたエイリアス名)である。指定できるエイリアス名の一覧は「wmic /?」で確認できる。

 エイリアス名に続けて、実行したい操作コマンド(動詞)を指定する。「list」や「get」「set」「call」などがあるが、情報を表示させたいだけなら「list」を指定する。

 コマンドを省略すると、デフォルトではlistが実行されるので、単に「wmic volume」や「wmic logicaldisk」を実行すると、それらのコンポーネントに関する情報が表示されることになる。

 ただしこれだけだと非常に多くのデータが表示されて分かりづらいので、「list brief」や「list status」などのオプションを付けて表示する項目を制限するとよい。指定可能なlistのオプションの意味は「wmic volume list /?」「wmic logicaldisk list /?」で確認できる。

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最終更新:8/10(金) 5:10
@IT