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巨人・岡本にアドバイス DeNA筒香が「敵に塩を送る」理由

8/10(金) 12:12配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 いがみ合い、蹴落とし合う、そんな時代は古いのか。

 巨人の岡本和真(22)とDeNAの筒香嘉智(26)。ともにチームの4番を任されているスラッガーだが、岡本は6月下旬からスランプに陥った。

 32打席無安打となった7月4日のDeNA戦。この試合で筒香は岡本に「打てなくても、そのまま変えずにやればいい」と助言したという。話しかけられた岡本は面食らったというが、この翌日、33打席ぶりのヒットを放ち、スランプから抜け出した。筒香は「アドバイスってほどじゃないです」と謙遜するが、シーズン中にフォームやバットを替えないことで知られる打者だ。

 多くの者は不振になると、コーチからフォームをイジられたり、気分転換に道具を替える。「変えるな」と進言した筒香も「昔はいろんな人の言うことを聞いて、うまくいったこともあるし、いかなかったこともある。今でもそれの繰り返しです」と、試行錯誤の毎日だ。

 同じセ・リーグでシーズン中。

「かつては練習中や塁上で相手チームの選手と話すのはタブーとされ、敵に助言するなんぞ、もってのほかだった」

 そう水を向けると、筒香はこう答えた。

「チームの作戦に関わること、相手のボールがどうとか、言えない部分はもちろんあります。でも、バッティングの感覚は“対相手”のことではない。『どんな感覚で打っていますか?』と聞かれたら、隠さずに教えます。あくまで僕の中の感覚の話なので、聞かれたらすべて答えますよ」

 2人が話すようになったのは、岡本が一軍に定着するようになった今季から。

「彼が奈良出身で智弁(学園)。和歌山の僕の実家も奈良寄りなので、場所がすごく近かった。それを知ってから、ちょくちょく話すようになりました」(筒香)

 現在、筒香は22本塁打、岡本は20本塁打。“ほぼ同郷”の4番2人は、競いながらイマドキの成長曲線を描いている。

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