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水車を動力に多彩な音色「水車音楽祭」一関で9月開催 市の補助に頼らず自主運営に

8/13(月) 12:00配信

河北新報

 水車を動力にして多彩な楽器を奏でる「水車音楽祭」が9月2日、一関市千厩町の飛ケ森キャンプ場である。ジャズミュージシャン岡淳(まこと)さん(55)=川崎市=が2014年から毎年開催しており、今年は市の補助金に頼らない初の自主運営に挑戦する。

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 水車音楽は流水を動力に大小の歯車を回し、ドラム、シンバルなどの打楽器や鍵盤ハーモニカをリズミカルに響かせる。

 千厩町内の自動車整備工場や大工に手伝ってもらいながら自作し「ジャズの即興の乗りで思い付いた楽器をはめ込んでいる」と岡さん。今年は町内の作業小屋を借りて工房にし、制作に没頭した。

 環境問題に関心のあった岡さんは、幾つものきねを動かす巨大水車から音楽水車を着想。1号機は13年、神戸市の芸術祭で準大賞に輝いた。

 「自然との共演」(岡さん)を目指し、子どもたちとの音楽交流や東日本大震災の復興支援コンサートで交流を深めていた一関市で「とびがもり水車音楽祭」を実現させた。

 入場無料で毎年、約500人を動員するイベントだが、補助が終了した今年は、初の試みで入場料(前売り大人2000円、中高生500円)を設定する。

 岡さんは「正念場だが地元の仲間は心強い。音楽を奏でる水車のからくりを楽しんでほしい」と話す。

 岡さんがサックスを担当するスペシャルバンドや岩手県内のアーティストが音楽水車との共演を披露する。連絡先は自動車整備工場ナフ0191(51)2005。

最終更新:8/13(月) 12:00
河北新報