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150メートル看板直撃弾 37歳阪神・糸井まだまだ伸びしろあり

8/10(金) 16:31配信

東スポWeb

 9日の巨人戦(東京ドーム)、阪神に勝利を手繰り寄せたのは糸井嘉男外野手(37)が放った驚がくの一撃だった。2―2の8回一死走者なしの場面で打席を迎え、巨人2番手・澤村が投じた150キロ直球をマン振り。はじき返された打球は右翼バルコニー席よりもさらに上にある広告看板の上を直撃。バットを放り投げて打球の行方を見守った超人は推定飛距離150メートルの決勝13号ソロに「完璧でした。人生最高? それくらいの当たりです。僕らのチームはほんと負けられないので、勝つだけだと思ってやっている。波に乗って次も勝てるように頑張ります!」と声を弾ませた。

 現役時代に「鉄人」と称された金本監督も、糸井の一発には「フルパワー全開だったな」と驚くばかりで「いつもあれくらいのポイントで打てばもっとホームランが出る。(試合が)切羽詰まったところでよく打ってくれた」と賛辞を贈った。

 前月31日で37歳になった糸井だが、そのパワーは衰え知らずだ。腕力に限ったことではなく、元陸上男子200メートルハードルのアジア最高記録保持者で、阪神キャンプにも臨時コーチとして訪れる秋本真吾氏(36)は超人の脚力も絶賛する。走りのプロである同氏は「盗塁? もっといけますよ。筋力や体幹は本当にすごいものを持っている。盗塁のタイトルも狙えますよ」と現在の15盗塁からのさらなる上積みに太鼓判を押す。もともと走りのスピードは球界トップクラスで「走る形は全然完成されていない。フォームを良くすれば盗塁数も10~15個は上積みできる。技術的には向上の余地があるのに、これだけ走れるのは本当にすごい!」(秋本氏)というのだから驚きだ。

 いまだ骨折した右腓骨が完治していないため盗塁に関しては自重気味ながら、全開となれば26盗塁でリーグトップのヤクルト・山田哲を捉え、自身が持つ35歳での最年長盗塁王の記録を更新することも夢ではない。この日も去り際のセリフは「トレーニングいくぞ!」だった。 

最終更新:8/10(金) 16:41
東スポWeb

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