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「ファイナルファンタジーXIV x モンスターハンター:ワールド コラボ」体験レポート

8/10(金) 16:10配信

Impress Watch

 8月7日のパッチ3.46実装と同時に、スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」において、カプコンのハンティングアクション「モンスターハンター:ワールド(以下、MHW)」とのコラボがスタートした。今回のコラボは相互コラボで、「MHW」には8月2日から一足先に「FF」シリーズの「ベヒーモス」が襲来し、悪辣な力でハンターたちを翻弄している。

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 「FFXIV」には、「MHW」を代表するモンスターである「リオレウス」が襲来する。リオレウスとの戦いは、「リオレウス狩猟戦」、「極リオレウス狩猟戦」という討滅戦として実装される。どちらのコンテンツも「MHW」の雰囲気を味わえるようにかなり力が入っている。このレポートでは、今回のコラボで「FFXIV」に興味を持った人に「FFXIV」の雰囲気を伝えつつ、コラボの詳細も紹介したい。

■見たこともないモブがいると聞いてアジムステップへ

 今回のコラボはレベル70用、ノーマルの「リオレウス狩猟戦」でアイテムレベル320、高難易度の「極リオレウス狩猟戦」はアイテムレベル350というかなり高いレベルが要求される。これがゲーム内でどのくらいのレベルかというと、7月3日にパッチ4.3で実装された最新の蛮神「ツクヨミ」がノーマルで335以上、極で350以上なので、それと同等の強さということになる。

 だが、リオレウスは「MHW」のモンスターだけに、今までの「FFXIV」にはなかった「モンハン」らしい要素が盛り込まれており、そこが楽しくもあり、大変な部分にもなっている。

 リオレウスと戦うには、まず「王は頂きにて眠る」というコラボクエストを進める必要がある。コラボクエストではお馴染みの演出になりつつあるが、今回もクエスト受諾画面などに「MHW」風のフォントやSEが使われていて、異国情緒を醸している。

 「FFXIV」にはフィールドにポップする「リスキーモブ」という巨大ボス系のモンスターがいるが、そんなモブを狩るモブハンターたちから、見たこともないモブがアジムステップに出現するという噂を手に入れる。その噂を確かめるために、アジムステップで調査を続けていた光の戦士の眼前に、突然リオレウスが出現し、近くにいた牛を捕獲して飛び去って行く。そこにリオレウスを追いかけてきたというアイルーが現われる。光の戦士はアイルーに協力してリオレウスと戦うことになる。

 一度クエストを開放してしまえば、後はコンテンツファインダー(CF)から自由に参加することができるようになるところは、従来と同じだ。

■8人で戦うノーマルリオレウスは、極への練習版

 ノーマル難易度の「リオレウス狩猟戦」は、タンク2、ヒーラー2、DPS4の8人で戦う。ステージとなる場所は、インスタンスダンジョン「バルダム覇道」の最初のボス「ガルラ」と戦う円形フィールド。岩や川に囲まれた円形の草原だ。

 リオレウスは「MHW」と同様にランダムターゲットで、自動的に入れ替わっていくヘイト1位の冒険者に向かって突進やファイアブレスを仕掛けてくる。挑発などのヘイトをコントロールするスキルは、今回は全く役に立たない。攻撃は基本的にすべて範囲ダメージ。回避するには、予備動作を見ながら移動して攻撃を避けるしかないが、とっさの回避や緊急回避などはないため、振り向きざまの攻撃で、タンクと近接DPSがまとめて数人吹っ飛ばされたりといった光景もよく見かける。かといって離れて遠隔攻撃をしていれば安全というわけでもなく、突然ヘイトが向いて高速で突進していくので、遠隔もしょっちゅう吹っ飛ばされる。攻撃の種類によっては、吹っ飛ばしの後に追加効果として数秒間の気絶が発生する。いわゆる“ピヨる”という状態だ。カプコン伝統のピヨりマークもちゃんと再現されている。

 戦闘の流れは、「FFXIV」の他の討滅戦と同様に、序盤には一通りの攻撃を使ってみせるフェーズがあり、全体ダメージの入る咆哮を契機に次の段階へと切り替わる。途中、ここに暮らす野生動物たちが、突然の侵入者に怒りリオレウスめがけて襲い掛かってくるフェーズもある。

 この雑魚たちは放置すればずっとリオレウスを攻撃し続けてくれるのだが、ヒールのヘイトでヒーラーを襲ったり、範囲ダメージで巻き込んだDPSを襲ったりするので、タンクが引き付けて処理する。最後にはここのボスである、巨大なマンモスのようなガルラも登場し、リオレウスに突進攻撃を仕掛ける。ここは後半に続く重要なギミックになっている。

 ここで誰かがリオレウスに乗り、ボタン連打で抑え込んでいる間に、他のメンバーがガルラを倒す。もし倒しきれなかったり、連打をミスってしまうとガルラは逃げ出し、ステージ全体を覆い尽くす炎のブレス「空の王者」で焼き尽くされて即死する。

 後半戦にはいると、BGMが「モンスターハンター」のテーマソング「英雄の証」になり、さらにテンションが高くなる。後半はリオレウスの攻撃方法が変わり、さらにファイアブレスが頭割りになり、攻撃を受けた場所にダメージ床が残るようになる。また、後半はHPの回復手段がコンテンツアクションにセットされた「回復薬グレート」のみになる。回復薬グレートはスタート時点で10個持っており、補充はできない。

 攻撃を避けて散開しつつも、頭割りでは集合しということを繰り返しながら攻撃していると、ダウンゲージが貯まっていく。100になると、ピコンと音がしてその後攻撃するとリオレウスがその場でダウンする。最初のダウン時には、しっぽが攻撃可能になるので優先的に攻撃しよう。破壊すると、大ダメージを与えることができる。いわゆる“部位破壊”だ。その後はダウンのたびに本体を攻撃し、HPを削り切れば勝利となる。

 戦闘終了後には宝箱の代わりに、参加者全員がリオレウスの身体2カ所から剥ぎ取りができる。剥ぎ取った「火竜の鱗」は、クガネにいるモブハンターと一緒にいる加工屋の男が、報酬と交換してくれる。報酬には、ミラージュプリズムに使えるレベル1の男女用装備、屋外と屋内ようの肉焼きセット、オーケストリオン譜「新大陸への礎」と「森を牛耳る蛮顎の竜」、さらに極の報酬としてオーケストリオン譜「英雄の証」とプーギーのミニオン、そしてマウントのリオレウスが用意されている。

■4人で戦う「極リオレウス討滅戦」は、さらに「MHW」らしい死闘に

 ノーマルとコラボクエストクリア後にアンロックされる「極リオレウス討滅戦」も基本的な流れはノーマルと同じだが、参加できる人数が最大4人になり、攻撃はより痛くなる。さらに後半の頭割りが、3連続で来るようになり、リオレウスの攻撃に毒の継続ダメージが加わる。

 さらに、「MHW」がそうであるように、パーティメンバーが3回死ぬとその時点でクエスト失敗となり、戦闘が終了してしまう。「極」では頭割りで受けるダメージが大きく、ここで必ず回復薬グレートが必要になるため、被弾回数が多いと回復薬グレートが足りなくなってしまい、クエスト失敗になる。

 なるべく被弾を減らし、回復薬グレートを必要な場所で十分確保して戦うというところが、「極」戦闘のポイントだ。実は求められる火力はそれほど高くはないため、周回パーティではHPが高い戦士4構成を多く見かけるようになった。パーティ募集が真っ青に染まり、しかもどんどん埋まっていくという、「FFXIV」史上でもあまり目にしたことがないような光景が繰り返されていて、面白い。

 報酬のうちもっとも目玉となるマウントのリオレウスは、「極」のリオレウスから剥ぎ取れる「火竜の上鱗」が50個必要。つまり「極リオレウス討滅戦」50周で取れる。なかなか大変そうだが、3周、5周というパーティ募集にどんどんのっていけば、時間はさほどかからないのかもしれない。

 「リオレウス狩猟戦」では、基本は「FFXIV」のバトルシステムを活用しながら、まったくいつもとは違うバトルを楽しむことができた。戦闘中の演出はもちろん、牛を襲撃する登場シーンや、それについて地元のアウラたちが言及する様子など、「FFXIV」という舞台の中にしっかりと「モンスタハンター」という世界観が再現されていた。

 今はコラボが始まったばかりで、パーティ募集を開いて、ボタンを押したときにはすでにそのパーティは満員になっているくらいのスピード感でどんどんパーティが組まれている。さらにコンテンツファインダーでも、わずか数分でマッチングする。活況を呈しているこのお祭りにぜひ参加して、一緒に「FFXIV」でひと狩りしては如何だろうか。

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GAME Watch,石井聡(クラフル)

最終更新:8/10(金) 16:10
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