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長野で夏風邪のヘルパンギーナ大流行 夏風邪の一種 2週連続で警報レベル超え

8/10(金) 18:39配信

産経新聞

 乳幼児がかかりやすい夏風邪の一種で、ウイルス性の感染症「ヘルパンギーナ」が、長野県内で大流行している。県健康福祉部が取りまとめた感染症情報によると、最新週(7月30~8月5日)の1医療機関当たりの患者数は、前週(7月23~29日)に比べ、1・32人増の9・89人となり、2週連続で国の警報レベル(基準値6人)を超えた。

 同部によると、前週の1医療機関当たり患者数は、47都道府県で最多だった。過去5年間をみると、平成26年に大流行しており、1医療機関当たり患者数は、10・06人に達した。

 同部は、過去に大流行した感染症の動向に比べると、今回のヘルパンギーナで確認された患者数の増加は、急激だと指摘。各保健所や市町村、医療機関などに感染症情報の号外を送付し、注意を呼びかけている。

 一方、子供に発症例が多くみられる「手足口病」は、1医療機関当たり患者数が最新週で、0・70人にとどまっている。ヘルパンギーナと同様、夏風邪の一種だが、県環境保全研究所の検査で、重症化するタイプのウイルスも検出されているという。このため同部は、警戒感を強めている。

 ヘルパンギーナは、38度以上の高熱が出るといい、痛みを伴う水疱(すいほう)が口内にできたりするのが特徴。手足口病は、手や足などに発疹(ほっしん)が出る。いずれも、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染か、接触感染によって広がる。特別な治療法はなく、予防には十分な手洗いやうがいが効果を発揮するとされている。

最終更新:8/10(金) 18:39
産経新聞