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翁長知事死去を受け沖縄は… どうなる?「辺野古」と「知事選」

8/10(金) 18:30配信

MBSニュース

今月8日に亡くなった沖縄県の翁長雄志知事。普天間基地の辺野古移設反対の象徴的な立場の人で、亡くなる直前に最後のカードとして切ろうとしたのが、「辺野古埋め立て承認の撤回」でした。今、辺野古の工事はどこまで進んでいるのか、翁長知事の死去が移設問題や次の知事選にどのような影響を与えるのでしょうか。

“海が遮断” 基地建設が進む辺野古

「辺野古新基地の護岸が見えてきました。工事はかなり進んでいる、そんな印象を受けます」(三澤肇解説委員・船上リポート)

アメリカ軍普天間基地の移設先として基地の建設が急ピッチで進む辺野古の海。上空から見ると、一部の区域の護岸がつながり、すでに海が遮断されたことがわかります。国は、この区域に今月17日を目処に土砂を投入し、埋め立てを始める計画を立てています。

「残念ながら(護岸が)つながってしまった。中と外と海水の行き来ができないので、中の生き物は死ぬのを待っているという状況。ガラガラという砕石が落とされる音を聞くたびに心が痛みます」(基地建設に反対する木下卓さん)

最後のカード「承認撤回」

基地建設を阻止するため、先月、翁長知事は最後のカードとなる「埋め立て承認撤回」の方針を表明しました。

「あらゆる手法を駆使して、辺野古に新基地をつくらせないという公約の実現に向け、全力で取り組んでいく」(翁長知事・先月27日)

すい臓がんを公表し、やせ衰えていく間も「新基地」建設に反対し国との対立を選んだ翁長知事。三澤解説委員が辺野古を取材していた今月8日。知事の病状は悪化の一途をたどっていました。そして夜に入り…

「安らかなお顔でした。残念でしかたありません」(沖縄県 謝花喜一郎副知事)

突然の「翁長知事死去」。沖縄県民は大きな「喪失感」を抱いていました。

「せっかく平和を願う翁長知事が県知事になってくれたのに早すぎます」(沖縄県民)
「責任感が強くて頑張ってこられた。よく頑張ってくださった」

また、菅官房長官は…

「翁長知事の沖縄にかける思いをしっかり受け止めて、できることはすべて行う。ご冥福をあらためて謹んでお祈りしたい」(菅義偉官房長官)

ただ、辺野古への移設をめぐっては、「唯一の解決策ということに変わりはない」と政府の方針に変更がないことを強調しました。

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最終更新:8/17(金) 15:12
MBSニュース

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