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夜のにぎわいの核に「ゴールデン横丁」…東岩槻駅前ビルに命名 地元で飲める場所、70年代風の名前でPR

8/10(金) 10:31配信

埼玉新聞

 埼玉県さいたま市岩槻区の東武アーバンパークライン(野田線)東岩槻駅前ビル1階が「東岩槻ゴールデン横丁」との名を冠し6月末から営業している。駅前ビルを夜のにぎわいの核にしようと、ビルに出店した居酒屋フランチャイズ会社社長とビルのオーナーが意気投合し、命名した。県内屈指の飲食店街がある大宮地域に近接していることもあり、にぎわいは今一つ。「東岩槻ゴールデン横丁」の名前は、多くの飲食店でにぎわう「新宿ゴールデン街」にあやかった。

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 「東岩槻ゴールデン横丁」は同駅北口にある。レトロな字体の電飾の看板が目立つ。ビルは3階建てで1971年にオープン。出入り口は手動のガラス扉が設けられ、頭上にはちょうちんが並ぶ。

 駅前のため1階は、今も昔も飲食店が占めてきた。現在は居酒屋フランチャイズ「フジックス」(さいたま市北区)が経営する居酒屋「エビちゃん」を核に6軒の居酒屋とスナックが営業している。

 「東岩槻ゴールデン横丁」と70年代風の名前を思いついたのは同社の藤田大志社長(39)。同社はJR高崎線宮原駅や上尾駅近くなどに「エビちゃん」5店舗を経営しており、東武アーバンパークライン沿線への進出を計画し、このビルへの出店を決めた。

 「ビルの中を見たとき、新宿ゴールデン街のイメージと重なった。ビルへの出店を機に、ビルを『東岩槻ゴールデン横丁』と名付け、地元で飲める場所としてPRし、にぎわいが作れればと思った」と藤田社長は話す。

 この計画を、ビルのオーナーで春日部市の斉藤千松さん(77)に伝えた。斉藤さんは同市で農業を営む傍ら、駅前ビルを経営している。

 県の区画整理事業の換地として、ビルの建つ土地を取得したという。斉藤さんは藤田社長の計画に賛同し、看板の設置費用も半額を負担した。「50年近くビルを経営できたのは地元のおかげ。ビルをにぎわいに活用できれば」と話す。

 「まずは、駅前のにぎわいを作るきっかけになればと思っている。東岩槻の活性化のお手伝いができれば」と藤田社長は話している。

最終更新:8/10(金) 10:31
埼玉新聞

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