ここから本文です

「苦いズッキーニ」は要注意…身近な野菜に潜む“食中毒“ の危険

8/10(金) 18:00配信

FNN PRIME

夏野菜が美味しい季節。
うだるような猛暑が続いているが、きゅうり・トマト・なすなど、夏野菜には水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、熱のこもった体を中からクールダウンしてくれる。

【画像】ズッキーニ以外も気をつけたい夏野菜

そんな夏の健康対策にもいい夏野菜の1つについての投稿がSNS上で話題になっている。
「ズッキーニは毒を持ってることもある」

葉の形が似ているためニラと間違えて食べてしまう事故が発生するスイセンや、芽が出てしまったじゃがいもに毒があるのは有名だが、ズッキーニに毒があるというのはあまり聞いたことがない。

そして、気になるのは、毒がある「こともある」という言い回し。
もちろん全てのズッキーニに毒があったら大変だが、これでは防ぎようがない。

水分たっぷりでジューシー、カレーにも合う夏野菜のズッキーニに毒があるというのは、そもそも本当なのか?そして、“毒あり”ズッキーニはどうやったら判別できるのか?
農林水産省の食品安全政策課にお話を聞いてみた。

「なめて苦かったら食べないで下さい」

――ズッキーニの毒はどういうもの?食べたらどうなる?

ズッキーニの苦味はウリ科の植物全般に含まれる「ククルビタシン」という成分です。
微量なら摂取しても問題ありませんが、大量に食べてしまうと舌が痺れたり、下痢や吐き気などの食中毒の症状が現れます。

――どうして“毒あり“ズッキーニが発生する?

交雑や栽培環境が関わっているようですが、詳しい理由はわかっていません。


――“毒あり“ズッキーニはどうやって判別する?

調理前に切ってみて、身の部分をなめて苦かったら食べないで下さい。
調理後でも、食べて苦いと思ったら無理して食べないで下さい。


食中毒の原因となるのは、ズッキーニに含まれる「ククルビタシン」という苦味成分。
ただ、これはズッキーニに限らず、ウリ科の植物にもともと含まれる成分のため、きゅうりやメロン、カボチャなどにも入っているのだという。
そのため、ごくまれにではあるものの、ズッキーニと同じく、苦~い“毒ありメロン“などが見つかるのだそうだ。

もちろん、この苦いものは食用NG。熱を通しても成分は消えないため、捨てるしかないのだという。

1/2ページ

最終更新:8/10(金) 20:39
FNN PRIME