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また1人…柴田将平アナ、eスポーツキャスター転身

8/10(金) 8:00配信

日刊スポーツ

 7月末でDaiichi-TV(静岡市)を退社した柴田将平アナウンサー(28)が、eスポーツのキャスター(eスポーツイベントの実況アナ)に転身したことが9日、分かった。

【写真】「eスポーツ」の大会で実況する平岩康佑アナウンサー

 6月に朝日放送テレビ(大阪市)を退社した平岩康佑アナ(30)に続く局アナから転身。柴田アナは、平岩アナが設立した会社「オデッセイ」に所属しており、「急な決断でしたが、人生を懸けて頑張っていきます」と話している。

 eスポーツは、対戦型コンピューターゲームで、海外では競技人口1億人を超えている。国際オリンピック委員会(IOC)が2024年パリ五輪での採用を検討するなど、「スポーツ競技」としても注目されている。大画面でプレーしている様子を観戦して楽しむエンターテインメント性も高まり、国内市場が急成長。民放キー局も新規事業として取り組む動きを見せている。

 その状況下、柴田アナも動いた。2013年に入社したDaiichi-TVでは、情報番組のリポーター、スポーツ中継の実況、スポーツ番組の司会、報道番組のキャスターとキャリアを重ねていたが、6月末に体調を崩して、自分の将来を考えたという。

 「休んでいる間にいろんなことを考え、大学の2年先輩、平岩さんのeスポーツキャスター転身のことが気になり始めました。僕自身、ゲームが大好きですし、アナウンサーとして実況を極めたいと思い、平岩さんに連絡を取りました」

 思い立ったが吉日。柴田アナは、家族を説得の上、Daiichi-TV退社の手続きを取り、平岩アナと歩むことを決めた。

 「幕末の志士、高杉晋作は『真があるなら、今月こよい、明けて正月、誰も来る』という言葉を残していますが、今こそ動くべきだと思いました。高校サッカー、駅伝での実況経験を平岩さんの指導を受けながら、生かしていきたいです」

 柴田アナを受け入れた平岩アナは、朝日放送テレビを退社する際に、eスポーツに懸ける思いを語っている。

 「eスポーツのこの盛り上がりに関わることができなければ後悔する。わずか1秒の瞬間的な判断をしたり、心理的なかけひきがすごかったり、既存のスポーツに通じるところがある。たかがゲームではなく『これもスポーツ』と思ってもらえる実況をしたいです」

 時代の流れを感じて動いた2人。今後、追随するアナウンサーも出てくるかもしれない。【柳田通斉】

 ◆柴田将平(しばた・しょうへい)1990年(平2)1月2日、千葉県市川市生まれ。法大人間環境学部卒。大学時代は、平岩アナと同じ法大自主マスコミ講座アナウンサーコースに所属。退社前は、「news every.しずおか」のキャスターを務めていた。家族は妻と長女。血液型O。

最終更新:8/10(金) 17:38
日刊スポーツ