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中国全土で著作権保護の取り締まり 今日頭条は違法アカウント閉鎖

8/10(金) 17:25配信

CNS(China News Service)

【CNS】中国のニュースアプリ今日頭条(Jinri Toutiao)傘下の、個人メディアのプラットフォーム「頭条号(Toutiaohao)」は、7月に同社の内部監査やユーザーからの通報に基づく集中監査を実施し、違法なユーザーアカウント2475件に対して必要な措置を取ったと発表した。

 違反の程度の軽重に基づき、頭条号は著作権侵害が認められる2173アカウントに対し減点、発言禁止などの処分を実施し、302アカウントについては、度重なる著作権侵害などの違反行為があったことから、永久に封鎖したという。

 今回の措置は、プラットフォームの整理とネット空間の浄化のための特別行動だ。同社の発表によると、頭条号は中国の国家版権局、国家インターネット情報弁公室、工業・情報化部、公安部などが実施した全国的な取り締まり活動「剣網2018」の呼びかけに積極的に応じたもので、権利侵害に対しては継続的に力を緩めることなく対応し、原作者の権益を守り、健康的で秩序あるコンテンツを制作していくとしている。

 著作権保護と権利侵害対策について、今日頭条は積極的な対策を打ち出している。技術を活用し、規模化と低コスト化により問題を解決していくという。

 デジタル版権の面では、中国で初めての動画版権保護システムである「霊石(Lingshi)」をオンラインで使えるようにした。プラットフォーム上にアップロードされた内容に対して唯一の「内容指紋」と呼ばれる一種の証明書を与え、版権を有する側が著作権を侵害している側を即時に削除できる。さらに、第三者機構と提携し、原作の文章に対して保有権利の確認と時間認証を行い、作者に対して原作者としての版権の電子版の登記証書を発行することができるとしている。

 権利侵害に絡む告発について、頭条号は政府への通報ルートを設けている。プラットフォーム側は、告発された状況と証拠となる材料に基づき、最短で確認と処理を行う。

 このほか、頭条号には侵害行為を行った個人のブラックリストを設けている。アカウントに重大な著作権侵害の状況が認められた場合、プラットフォームにより即刻閉鎖され永久にブロックアウトされ、このIDでは永遠に再登録することはできない。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。