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台北メトロ車両基地でコンサート 前衛的な都市の魅力伝える

8/11(土) 12:54配信

中央社フォーカス台湾

(台北 11日 中央社)台北市の大型音楽イベント「2018台北音楽季」が10日、開幕した。先陣を切って登場したのは、台北市立交響楽団のコンサート(10~12日)。会場は台北メトロ(MRT)の北投車両基地で、機械音が響く環境の中で前衛音楽家の作品が演奏され、途中、列車が通過する特別な演出も施された。

MRTの車両基地が音楽会の会場になるのは初めて。演目はアジア初公演となるドイツ人音楽家、ハイナー・ゲッベルスの「サロゲイト・シティーズ」。同楽団の何康国団長は8日のPR記者会見で、同作品は都会の建築や機械的な側面などを音楽として表現したものだと紹介。欧州ではこれまで、一般的なホールでなく、車の生産工場などで上演され、あえて機械音と音楽を融合させた演出がなされてきたという。

何団長は台北音楽季を「台北ルネサンス」と位置づけ、文芸復興の精神で台北ならではの文化の可能性を探りたいと意欲を示した。今後は、ミュージカルや室内楽、森の音楽会、講座などが予定されている。開催は12月22日まで。

(鄭景ブン/編集:塚越西穂)

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