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〔NY外為〕円、110円台後半(10日)

8/11(土) 6:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週末10日のニューヨーク外国為替市場は、トルコ・リラの急落などを背景にリスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=110円台後半に強含んだ。午後5時現在は110円88~98銭と、前日同時刻(111円01~11銭)比13銭の円高・ドル安。
 この日は、急激なインフレの進行に加え、米国人牧師の拘束をめぐって米国との外交関係が悪化していることなどを背景にリラが対ドルで急落。さらにトランプ米大統領が、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置として発動した追加関税について、ツイッターで「トルコに関しては税率を2倍に引き上げることを承認した」と明らかにしたことから、リラ売りに拍車が掛かった。リラ急落を受け、欧州金融機関への影響が懸念されたことから、投資家のリスク回避姿勢が強まり、米株相場は大幅続落。安全資産とされる米国債への買いが進み、米長期金利が大幅に低下したことから、一時は110円51銭まで円買い・ドル売りが進んだ。
 米労働省が朝方発表した7月の消費者物価指数(CPI)は全体、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数いずれも前月比で0.2%上昇。ともに市場予想(ロイター通信調べ、中央値)と一致したため、相場への影響は限定的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1403~1413ドル(前日午後5時は1.1521~1531ドル)、対円では同126円47~57銭(同128円01~11銭)。

最終更新:8/11(土) 9:26
時事通信

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