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山形豪雨 農林水産被害は5億円超 対策事業発動を検討

8/11(土) 7:55配信

産経新聞

 山形豪雨に伴う被害状況(9日午前11時現在)について、県は10日、災害復旧対策会議で県農林水産部の駒林雅彦部長は農林水産被害が5億円を超える見通しだと明らかにした。県北部を中心に農作物の被害は増大しており、駒林部長は「(被災農家への補助となる)農作物等災害対策事業を発動する検討を始めた」とした。発動されれば平成26年に起きた南陽市の大雨以来となる。

 対策会議では、各部と村山、最上など4総合支庁からも報告があり、最上総合支庁の須藤勇司総合支庁長は「戸沢村の三ツ沢地区で崩落があり、仮設道路の設置作業を進めている」と説明。その上で、「被害状況の把握はまだ半数程度で、今週中に全体像を把握したい」と述べる一方、「最上町や戸沢村は人員不足で調査が進んでおらず人的支援をしたい」とした。

 県のまとめによると、農作物の被害状況は、戸沢村、酒田市など10市町村で1201ヘクタールに及び、水稲、大豆、そばなどの田畑が浸水や冠水したり、土砂が流入したりした。このほか野菜、果樹、花卉(かき)への被害、山の崩壊、農業道路の崩落、漁船や養殖魚の流出など、多方面にわたるという。

最終更新:8/11(土) 7:55
産経新聞