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白山“日本一の下克上”ならず…女子部長も涙「連れてきてくれてありがとう」

8/12(日) 5:59配信

スポーツ報知

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第7日 ▽2回戦 愛工大名電10―0白山(11日・甲子園)

 人口1万人余りの津市の山あいからやってきた県立校・白山が、4万人の観衆をくぎ付けにした。9回2死、辻宏樹主将は投ゴロ。それでも、大声援に「高校野球最後の打席。悔いはない」と晴れやかな表情だった。

 13年に東(ひがし)拓司監督と川本牧子部長(ともに40)が就任。部員5人でグラウンド整備から始めた。一昨年まで三重大会10年連続初戦敗退の同校がかなえた聖地でのプレー。応援Tシャツに“日本一の下克上”と刻んだ一戦は完敗したが、地元からバス50台で3500人が駆けつけた。

 甲子園見学で打席に立って話題を呼んだ川本部長も、弱小校から成長を遂げたチームを見届けた。「当時を思えば考えられない。いろいろな方に愛されているのが分かった。連れてきてくれてありがとう」と感謝の涙を浮かべた。(牟禮 聡志)

最終更新:8/13(月) 7:00
スポーツ報知