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都会を離れて、アボカド栽培 ジェイソン・ムラーズが「ヒットしたあとの人生」を語る

2018/8/11(土) 7:11配信

BuzzFeed Japan

歌手、そして第2の人生

ーーアーティストの活動以外にも、農業を経営していると聞きました。

小さい頃、農園の近くに住んでいて、農業をするのが憧れでした。

両親の両祖父が、農家で。2人とも、日中は仕事をしながら街のすぐ郊外に住み、果樹園や庭園を持っていたんです。

そんなノスタルジーを感じることができるのと、自然と静けさを求めていたのもあって……サンディエゴ、ロサンゼルス、ニューヨークと住んできて思ったのは、都会はビジネスをするのには良い場所だけど、住みやすいわけじゃない。そこで2004年に都会を離れて、アボカドに囲まれている土地を買いました。

5、6年経ってから気づいたのは、前の農家の人たちが植えてきた木の責任は、僕にあるということ。放っておいても勝手に育ってくれない。

そこから木やフルーツを育て始めるようになって、実際僕自身もいくつか植えてみたら、大変な作業だと気がつきました(笑)。

うまくやっていくには、時間とお金をたくさんつぎ込まなければいけなくて。やってみてわかったのは、他の農家と同じく農業で生活するのはとても難しいこと。農家の人はどうやって家族を養っていけているんだろう、ともっと学びたくなったんです。

そうしたら、どんどんはまっちゃって…アボカドだけ頼っていちゃだめなんだとわかったら、もっといろんな植物を栽培しなきゃいけなくなって。

ここ数年、そんな感じで多種多様になるように増やしていったら、フルーツの種類が40くらいになりました。

誰も育てていない植物をやってみようとなった時に、コーヒーが思い浮かんだんです。アメリカで、コーヒーを栽培している人は結構少なく。

僕と妻は、実はコーヒー文化が大好きで。僕が歌手の仕事を始めたのがコーヒーショップだし、妻と出会ったのも、彼女が経営していたコーヒーショップだったんです。

コーヒーを2人で一緒に栽培できたら楽しいなと思い、コーヒー農園も始めました。

ーー話を伺っていると、農業が趣味を超えて第2の人生になっているように聞こえるのですが、実際どうでしょう?

完全にそうですね。もう必要以上のお金と時間を投資してしまったから、今さらやめるわけにもいかなくて。

音楽と旅しているから、農園にいられないときが多いけど、そんなときには一緒に働いている管理人がほぼ毎日、写真や情報を送ってきてくれる。

かなりの時間をかけて計画や管理をしているけど、農業はこれからも歳をとりながら続けていくんだと思います。

「車を何台も買うこともできたのに」と妻は言うけど、僕はフルーツの木を選びました。

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最終更新:2018/8/11(土) 7:11
BuzzFeed Japan

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