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医学部医学科76校の男女別合格率、大学で大きな差【独自調査】

8/11(土) 9:44配信

ハフポスト日本版

東京医科大入試の女性差別問題がきっかけで、医学部入試での男女比の偏りが指摘されている。東京医科大を受けた受験生の合格率を男女別にみると、実際どの程度の開きが出ていたのだろうか。そして、ほかの大学の男女別の合格率はどうだったのか。

男女別の合格率などグラフの拡大図はこちら(画像)

ハフポスト日本版は、医学部のある81大学(共学)に、2018年度の医学科一般入試の男女別の受験者数と合格者数を請求、回答のあった76大学のデータを元に、男女別の「合格率」(合格者数/受験者数)を割り出し、さらに男子の合格率を「1」とした場合の女子の合格率を比べた。医学部でも、保健学科や看護学科など、医師養成以外の学科はすべて外している。


すると、最も女子の合格率が高かった島根大(1.64)から、女性差別入試で揺れている東京医科大(0.33)まで、同じ医学部でも、女子の合格率に大きな差が生じていることが分かった=グラフに76大学の一覧。

男女の合格率が同じか、女子が男子を上回っていることを示す「1」以上の大学は、76校中18校あった。

女子の合格率が最高だったのは、島根大学の1.64。男女が同数受けたとして、男性は女性の6割しか受からなかったことを意味する。国公立で「1」以上の大学は、島根のほか福井、大分など、地方を中心に12あった。私立も杏林、自治医科、関西医科、東京慈恵会医科など1以上のところが6校あった。平均は、0.86。

今回、女子の点数を一律減点していた東京医科大は、76校中最下位の0.33だった。2番目に低い聖マリアンナ医科はそれまで15人前後いた、2浪以上の女子合格者が2018年と2017年はゼロになったことが、同大の公式サイトで分かっている。

ほかに、山梨、日本、岐阜の5校は、0.5を下回った。男女が同数受けたとしても、女性は男性の半分以下しか受からなかったことを意味する。

次の5校は比較対象に含めなかった。

受験者数の男女内訳を非公表=東京大、富山大、福島県立医科大
すべてのデータを非公表=帝京大
夏季休暇で電話がつながらなかった=近畿大

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