ここから本文です

よく知らない人と写真撮ったらまさかの暴力団員! これで自分も『暴力団関係者』になってしまう?

8/11(土) 9:04配信

関西テレビ

助成金の不正分配にいわゆる奈良判定など、次々と問題がでてきて世間を騒がせ、8日に辞任を発表した日本ボクシング連盟の山根明前会長。

さらに、過去には元暴力団組長と付き合いがあったことも問題視されています。

山根前会長と付き合いがあった元暴力団組長:
「わしの心の中では(山根前会長は)弟みたいな関係で」

山根前会長:
「山根明は確かに(元暴力団組長とは)長年の付き合いがあります。私は(彼と)10年ぐらい会ってない。僕は人をあやめたり人に迷惑かけたことがあるんやったら別なんですけど」

スポーツ連盟の前トップが反社会的勢力と関わりを持っていたことに、街の人からは厳しい意見が…。

女性:
「明らかに何かの自分にプラスになることを目的としたこととか、力を誇示しようとして(暴力団の)力を求めるのはやっぱり違法なので、それだったらご飯も行っちゃいけないかなと思います」

男性:
「李下に冠を正さず、瓜田に履を納れず、ですからね。やはり距離を置いた方がいいんじゃないですかね」

別の男性:
「違法ですね、間違いなく。暴力団っていうのは根本的にアマチュアスポーツ界から除外せんとあかんやつやから、絶対あきません」

女性:「排除!」
連れの女性:
「排除やけど今やってなかったら別にいいんじゃない?」
女性:
「それでもいかんと思うわ~」
連れの女性:
「え、じゃあ更生してもあかんって事なるやん。今何もないならいいと思います」

そもそも、暴力団に関してはどんなルール・法律があるのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います!

菊地弁護士:
「暴力団との交際は、ただちに違法になるわけではありませんが、自治体の暴力団排除条例で取り締まるということになっています。暴力団関係では暴対法というのが有名ですけど、それは暴力団自体のことであって、関係を持つことがどうなのかというのは排除条例で定められていて、条例なので地区によって違います。そういう中で、どの程度の関係を持ったらいかんのか、という色々な規定があるわけです」

Q.大阪府の条例では、自治体が、暴力団と交際する一般人を暴力団密接関係者と見なすということですね?

菊地弁護士:
「暴力団だと知っていて付き合っていればそうなります。一方、そうだとは全く知らずに、例えばゴルフ場などで会って偶然写真を撮りましたということですと、責められないとは思われます」

Q.「交際」の線引きについては、どのように考えればよいのでしょうか?

菊地弁護士:
「例えば、一緒に写真を撮るというのは1回や2回では密接関係者とは言えないと思われます。ただ一緒に食事をした場合、頻度によっては、毎月とか年中とかになりますと密接関係者となり得ます。ましてや『兄弟の盃を交わす』となれば、それを越えて組織の一員じゃないかと言われちゃうかもしれませんね。もし密接関係者ということになると、その人と契約をしてはいけないとか、銀行で口座を作れるかとかそういった問題が出てきます」

Q.では、「元暴力団組員」の扱いはどうなるのでしょう?

菊地弁護士:
「大阪府の条例では、やめて5年は暴力団関係者とされます。更生をどれだけ認めるのか、でも昔はこうだったよね、その線引きは大阪の場合は5年ということです。自治体によって、この点に関して言及していない条例もあります」


(関西テレビ8月8日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジ」より)

最終更新:8/11(土) 9:04
関西テレビ