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Twitterが右翼系アカウントを大量凍結 その理由は

8/11(土) 15:08配信

BuzzFeed Japan

米バージニア州・シャーロッツビルで白人至上主義者らが開いたデモ「ユナイト・ザ・ライト・ラリー」で反対派との衝突がおき、複数の死傷者が出た事件から1年。2018年も同様の集会が予定されていることを受け、Twitter社が右派系グループ「プラウドボーイズ」の複数アカウントを凍結したことが、BuzzFeed Newsの取材でわかった。

8月10日までに凍結されたのは、グループのメインアカウント「@ProudBoysUSA」やグループ創設者ギャビン・マッキネス氏のアカウント、複数の地方組織や関連アカウントだ。その数は10以上にのぼる。

Twitter社の広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に対し、暴力的な過激派組織を禁止するというポリシー違反により、これらのアカウントが停止された」と語った。

ポリシーにはこう書かれている。

《暴力行為をほのめかす脅迫や、個人または特定の集団に向けて重傷、死亡、疾病を望む行為を禁じます。これにはテロ行為の助長や脅迫が該当しますが、これらに限定されません。また、プラットフォームの内外における声明または活動を問わず、民間人に対して暴力的行為を実行または助長して目的達成を目指す組織に加入することを禁じます》

「プラウドボーイズ」は、VICEの共同創設者であるギャビン・マッキネス氏が、2016年に立ち上げた団体だ。

トランプ大統領に対する強い支持と支援を表明しており、2017年のシャーロッツビルのデモに出席したほか、8月6日にポートランド州で開かれた同様の集会にも参加している。

「西洋優越主義者」であると主張し、人種差別的なレトリックを用いる彼らは、過去に白人が黒人にしてきたことを”罪”とする考え方「ホワイト・ギルト」に反対している。

オルタナ右翼勢力との結びつきは否定する一方で、ネオナチグループとは公然と同席し、「言論の自由」を訴えてきた。

今回の件について、マッキネス氏は、トランプ大統領を再選させないための「保守主義者のパージだ」と指摘。「彼はすでに勝っている。船はすでに出航している。効果はゼロだろう。私たちはまたすぐ、戻ってくる」と述べた。

Twitter社の提訴も考えているという。

シャーロッツビルでの集会をめぐっては、バージニア州知事がその1年を前にして、非常事態宣言を出している。
2017年同様のことが起きることを危惧し、この週末にかけて予定されている抗議活動への警戒を呼びかけるものだという。

最終更新:8/11(土) 15:08
BuzzFeed Japan