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白井健三「五輪でも…」個人連覇、団体Vに初の涙

8/11(土) 21:47配信

日刊スポーツ

 白井が初めて泣いた。体操の全日本学生選手権第2日が11日、兵庫県のベイコム総合体育館で行われ、個人総合で白井健三(21=日体大)が合計85・600点で2連覇を達成し、団体総合でも主将としてチームを4年ぶりの優勝に導いた。

 世界選手権代表の萱和磨、谷川航、全日本王者谷川翔らをそろえる3連覇中の順大がミスを連発するのに対し、日体大は大きなミスなく6種目をまとめた。白井は最終種目の跳馬の大トリで着地を決めると、勝利を確信して思わず号泣。あまりのうれしさに、初めて試合で涙を流した。

 「初めてですね。五輪でもなかなかったと思います。(リオデジャネイロ)五輪の優勝より大きいというより、取りたかったタイトルだったので」と涙の理由を語った。

 男兄弟の末っ子として、日本代表でも最年少としてこれまでは人についていく立場が多かった。今季は主将として、人をまとめ、引っ張るという慣れない役目に悩んできた。「偉大な先輩と比べて、自分はどうなんだろう、これで合ってるのかなぁということがたくさんあったんですけど、自分がやってきたことが間違っていなかったと答え合わせができた。試合後の後輩からの『ありがとうございました』が1番うれしかったです」とすがすがしい表情で振り返った。

最終更新:8/12(日) 23:41
日刊スポーツ