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宇津木監督「上野以外の投手を」五輪のため温存作戦

8/11(土) 23:24配信

日刊スポーツ

<ソフトボール:WBSC世界女子選手権>◇11日◇千葉・ZOZOマリンスタジアム◇準決勝

 2大会ぶりの優勝を目指す日本が、延長8回、3-4でサヨナラ負けを喫した。

 2008年北京オリンピック(五輪)決勝を争ったライバル米国との一戦は、決勝進出をかけて息詰まる接戦。3-3のまま突入したタイブレーク(無死二塁から開始)の延長戦8回裏二死三塁、二刀流の藤田倭投手(27)がレイチェル・ガルシア(21)に左中間に安打を打たれた。

 試合後、宇津木麗華監督は、エース上野由岐子(36=ビックカメラ高崎)を温存した作戦について、「目標は20年(東京五輪)の金メダル。上野以外のピッチャーを作っていかないといけない。藤田には『上野はいないと思って投げてほしい』と伝えていた。上野が投げていれば勝ったかもしれないが、それだけが我々の目的ではない』と説明した。

 敗れはしたが、藤田も粘りの投球で起用に応えた。7回裏、1死から、安打と四球で満塁の場面を迎えたが「冷静だった」と、1ゴロ、右飛で最大のピンチをしのいだ。球数が100球を越えてからも気迫の投球でチームを支えた。

 最後に力尽きた藤田は「良い部分もあったが、結果が出し切れず悔しい。ここで上野さんだけじゃないとアピールしたかったが、結果が伴わず、まだまだだなと思った」と悔しがった。

 敗れた日本は、12日の3位決定戦(午後2時から)でカナダと対戦。敗れれば3位となり、勝てば同日の決勝(午後7時から)で再び米国と対戦する。

最終更新:8/12(日) 23:40
日刊スポーツ