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縄文の芸術性はトレビアン!/八戸の男性が写真集仏語訳版出版

8/12(日) 11:51配信

Web東奥

 三八五流通(青森県八戸市)代表取締役社長で写真家の泉山元さん(68)が、昨年出版した縄文文化がテーマの写真集「縄文人を尋ねて」の仏語訳版を出版した。パリで開催中の「ジャポニスム2018」で今秋、「縄文展」が開かれるのに合わせて企画。泉山さんは「縄文文化の芸術的価値を広く世界に発信したい」と意気込んでいる。

 「縄文人-」は泉山さん3冊目の写真集。青森県など東北、北海道、九州、沖縄の遺跡を約2年かけて撮影・取材し「日本にしかない縄文文化の高い芸術性を追い求めた」(泉山さん)。「ジャポニスム」の縄文展が10~12月にパリで開かれ、同市風張1遺跡出土の国宝「合掌土偶」など縄文文化が紹介されることから、知人らの後押しで仏語版の出版を決意した。

 翻訳は在日仏大使館に勤務経験がある知人が担当し、泉山さんの文章を的確に訳した。自費で300部を制作、同大使館に寄贈するほか、秋には渡仏して関係機関にも配布する予定。「縄文展を訪ねる多くの人に参考として見てもらえれば。世界に縄文の素晴らしさを知らせる第一歩としたい」と泉山さんは力を込める。

 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は2020年の世界文化遺産登録を目指す日本の推薦候補に選ばれた。泉山さんは、まだ決定ではないとした上で「縄文の先人たちを日本が誇るべき存在として世界にPRする好機になってほしい。私も私なりに、写真という切り口で縄文文化の魅力を世に出していきたい」と語った。

 三八五観光(八戸市)は10月27日~11月3日にジャポニスムの縄文展を視察するツアーを行い、泉山さんも同行予定。問い合わせは三八五観光(電話0178-44-8181)へ。

最終更新:8/12(日) 11:51
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