ここから本文です

牛久出身の真枝アキさん 4こま漫画で茨城発信 月刊誌連載 「魅力知って」

8/12(日) 9:00配信

茨城新聞クロスアイ

牛久市出身の漫画家、真枝(まえだ)アキさん(ペンネーム)の4こま漫画「茨城ってどこにあるんですか?」が、月刊誌まんがタイム(芳文社)で連載中だ。ほのぼのとした雰囲気で、本県の魅力や東京とのギャップなどを描いている。現在はゲスト連載という位置付けで、今後の人気次第で本格的な連載へ移行する可能性があるという。近年、各地方のご当地漫画が注目を集めており、真枝さんは「茨城の魅力を県外の方にも知ってもらえたら」と意気込んでいる。

漫画は、東京・銀座生まれ銀座育ちの主人公、伊佐木鈴子が、牛久市内に支社があるタウン誌編集部に新入社員として就職し、本県の実態に触れるという粗筋。タウン誌の他のメンバーは全員本県出身者だが、鈴子はそれまで茨城とは縁がなく、県庁所在地も知らない設定だ。

元々、真枝さんが他社で一度、本県を舞台にした漫画を描いたことがあり、それをまんがタイム編集部の橋本和典さんが知ったことから企画が始まった。今年5月発売のまんがタイム6月号から4号連続で掲載されている。

真枝さんは、銀座生まれの鈴子を主人公にした理由を「東京で暮らしていると、茨城の位置すら知らない方と会うことも珍しくない。私自身、(県南地域以外の)茨城には詳しくないので、彼女と一緒に茨城を知ることができたらいい」と説明した。

8月号では、一行は水戸市を訪れており、偕楽園やJR水戸駅前の納豆像などを紹介している。さらに、9月号(8月7日発売)では筑波山登山が題材になる。真枝さんは「取材で2回登ったけれど、思った以上に大変だったので、当初の予定から内容が変わった。苦労している部分を見てもらいたい」と笑った。

今、県内で一番行きたい場所を「(常陸太田の)竜神峡でバンジージャンプ」と話す真枝さん。今後について「茨城の人も、そうでない人も楽しめる作品になればいい」と望みつつ、「ただ魅力を紹介するだけになってはいけない。キャラの魅力、他県との絡みなどを出し、漫画として面白くしていきたい」と話した。(石川孝明)

茨城新聞社