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ビッグダディの三女・詩美がプロレスデビュー 驚異の粘りで“エースの素質”証明

8/12(日) 15:12配信

東スポWeb

 柔道整復師でタレントの“ビッグダディ”こと林下清志(53)の三女、林下詩美(うたみ=19)が12日、人気女子プロレス団体「スターダム」の後楽園ホール大会でジャングル叫女(きょうな=27)を相手にプロレスデビュー。大健闘を見せて、15分時間切れ引き分け。デビュー戦白星の快挙はならなかったが、未来のエースの素質を十分に証明した。

【写真】父・ビッグダディ(林下清志=右手前)ら家族も応援に駆けつけた

 赤いセパレートのコスチュームに新人らしくノーガウンで登場。試合前には緊張した表情で、父ときょうだい8人から花束を渡された。ゴングが鳴るとロックアップからヘッドロック、リストロックなどの基本的な技でじっくり攻める。3分過ぎから試合はスピードアップ。ロープに飛ばされると、逆に蹴りからグラウンド技、ボディースラムからの人間圧殺弾でプロの洗礼を受けた。

 5分過ぎ、ショルダータックル合戦から4度目にようやく相手を倒して、ボディースラムから逆エビ固めを決める。これが最初のプロレスラーらしい技となった。ロープに逃げられると串刺し式ドロップキック。2発目はかわされるも、コーナーからのボディープレスはカウント2でクリア。その後の逆エビ固めは必死の形相でエプロンへ逃げる。カナダ式背骨折り、ラリアート、人間圧殺弾の波状攻撃で大ピンチに。ここで試合は10分を超え、新人のデビュー戦としては異例の粘りだ。

 エルボー合戦から相手がロープに走ったところへ、父譲りの一本背負いを鮮やかに決めた。そのままスリーパーで捕獲。カナダ式背骨折りで担ぎ上げると場内四方を見渡す冷静さを見せた。さらには豪快な大外刈りも見せたが、惜しくも3カウント奪取まで至らない。スライディング式ラリアート連打から叫女が3度目の空爆弾を決めた後、15分タイムアップのゴングが鳴らされ、大殊勲のドローに持ち込んだ。

 健闘を認めたロッシー小川社長は「5☆STAR GP 2018」(18日、東京・新木場1stRINGで開幕)出場を発表。デビュー戦を終えたばかりの新人を大抜てきした

「点数は勝てなかったことを引いて95点。家族の前でカッコいいとことを見せられたかな。スターダムで一番のパワーファイターになりたいです」と詩美は堂々たる態度で試合を振り返った。父の林下は「とにかくプロレスが大好きだったのでその情熱が実った。将来的にはヒールでトップを狙ってほしい」と早くも大きな期待を寄せた。 

 165センチ、65キロの恵まれた体格とセンス。小川社長も「これで(2021年の)10周年のメインを任せられる」と笑顔を見せた。常に新陳代謝が進むスターダムに、新たなエース候補が誕生した。

最終更新:8/12(日) 15:33
東スポWeb