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MotoGPオーストリア決勝:ロレンソがマルケスとの激戦制して今季3勝目。中上貴晶は6戦ぶりの入賞

8/12(日) 22:10配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第11戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)との接戦を制したドゥカティのホルヘ・ロレンソが今シーズン3勝目を挙げた。

【リザルト】MotoGP第11戦オーストリアGP:決勝レース

 レース開始直前には気温27度、路面温度は今週末のセッションの中で最も高い41度というコンディションとなった。

 2番手スタートのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が先頭でターン1に飛び込みホールショットを奪うも、ターン3でマルケスと接触しかけてしまい、その隙にロレンソがトップに浮上した。

 後方でも大きく順位が入れ替わり、カル・クラッチロー(LCRホンダ)、アレックス・リンス(スズキ)、14番手スタートのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)らがポジションを上げた。その一方で、11番手スタートのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は大きくポジションを落としてしまった。21番手スタートの中上貴晶(LCRホンダ)は4つポジションを上げ、17番手でオープニングラップを終えた。

 4周目にはマルケスがトップに浮上し、ロレンソとのギャップを開き始めた。またこの辺りからは上位3台が後続を引き離し始め、3番手のドヴィツィオーゾと4番手以下の集団との差は早くも2秒前後にまで広がった。

 先頭を走るマルケスと2番手のロレンソとの差は1秒以内のままレース中盤を迎えた。ロレンソの背後にはぴったりとドヴィツィオーゾがついており、ロレンソを狙う動きも見せた。

 上位3人が完全に4番手以下を引き離し、レースは後半へ。後方ではロッシが8番手までポジションを上げ、ビニャーレスもこの時点では13番手まで順位を取り戻していた。中上もポジションをひとつ上げて16番手を走行していた。

 18周目にはロレンソがマルケスに追いつき、オーバーテイクを仕掛けるも突っ込み過ぎてしまい、ここではマルケスがポジションを守った。翌周にはロレンソがトップに浮上するが、マルケスもすぐにポジションを取り返す。ロレンソとマルケスは何度もポジションを入れ替え、ロレンソがトップに立ち、残り周回は10周を切った。後方ではドヴィツィオーゾがワイドになってしまい、このふたりから若干の遅れをとってしまった。

 終盤はマルケスとドヴィツィオーゾのギャップが1秒以上離れ、優勝争いはロレンソとマルケスの一騎打ちに。残り3周となったところで、マルケスがターン3で再びトップに浮上した。だがロレンソは直後にポジションを奪い返した。

 残り2周、今度はマルケスがもう一度ターン3でロレンソをオーバーテイク。しかし最終ラップのターン1ではロレンソがトップに立った。両者ともタイヤを滑らせながら激しい優勝争いを繰り広げたが、ロレンソが最後までポジションを守り切って今シーズン3勝目を挙げた。マルケスが2位、ドヴィツィオーゾが3位という表彰台となった。

 スタートでポジションを上げたクラッチローが4位に入賞し、5位にはダニーロ・ペトルッチ(プラマック)が入賞。ロッシは最終的に8つポジションを上げて6位でレースを終えた。以下ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、リンス、ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)、アルバロ・バウティスタ(アンヘル・ニエト)というトップ10となった。中上貴晶(LCRホンダ)はルーキー勢最高位の15位でレースを終え、6戦ぶりの入賞を果たした。

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