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<三陸海の盆>復興願い沿岸部の郷土芸能競演

8/12(日) 13:45配信

河北新報

 東日本大震災で被災した岩手、宮城両県沿岸部の郷土芸能が競演する「三陸海の盆」(実行委主催)が月命日の11日、石巻市の中瀬公園であった。

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 2011年に始まり、8回目。北上町女川法印神楽保存会(石巻市)や崎浜大漁唄込保存会(気仙沼市)、黒森神楽保存会(宮古市)など12団体が出演した。

 宮城県南三陸町の行山流水戸辺鹿子(しし)躍(おどり)は1991年に保存会が結成された。震災で衣装が流失し、全国からの支援で復活した。出演者は「犠牲者の供養と復興の思いを込めて踊る」と語り、鹿(しし)頭(がしら)を身に着けた8人が勇壮に舞った。

 震災発生時刻の午後2時46分には参加者全員が黙とうをささげた。

 実行委員長の斎藤富嗣石巻観光協会副会長は「人手や物がない中、支援を受け再開できた芸能もある。浜の伝統文化を継承し地域を盛り上げたい」と話した。

最終更新:8/13(月) 22:55
河北新報