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<カメヤマ>「ワンカップ大関」かたどった線香が人気

8/12(日) 12:00配信

毎日新聞

 ろうそくや線香の大手メーカー「カメヤマ」(本社・大阪市)が4月に販売した、「ワンカップ大関」のラベルを模した箱入りの線香が人気を集めている。線香そのものに製造過程で「大関」を加えており、ほのかに日本酒の香りがする。お酒が好きだった家族の墓参りに持参するケースもあるといい、今年のお盆でも注目を集めそうだ。

 ◇ほのかに日本酒の香り

 「ワンカップ大関ミニ寸線香」(税抜き680円)は日本酒大手「大関」(兵庫県西宮市)とのコラボ商品。現在約60種類のラインアップがある「故人の好物シリーズ」の最新作で、シリーズ最速で1万箱を出荷するヒット商品になっているという。

 同シリーズは、先祖を供養することについて若い世代に関心を持ってもらおうと2009年にスタート。当初から、墓参りのお供えとして利用の多い「ワンカップ大関」をかたどった「ワンカップ大関ローソク」を販売していた。このろうそくが好評だったことから、“ワンカップ線香”の開発にも挑戦。「日本酒の香りをリアルに再現したい」と、原料に加える酒の量など工夫を重ね、商品化した。購入者からは「天国でもお酒を飲んで楽しんでもらえる」と、在りし日の故人をしのぶ声が寄せられたという。

 同シリーズは現在、「サクマドロップス」や「ボンタンアメ」「ミルキー」などのお菓子とコラボした線香も展開中。当初は「小さな子どもにもお墓参りに興味を持ってもらいたい」と考えて販売を始めたが、幼い子どもを亡くした家族が買い求めて供えるケースも耳にするという。カメヤマの担当者は、「今後も商品を増やしていきたい」と話した。【曽根田和久】

最終更新:8/12(日) 18:55
毎日新聞