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建設業の職人育成へタッグ 京都などの6社がアカデミー

8/12(日) 19:00配信

京都新聞

 深刻化する建設業の職人不足を受け、京都市などの専門工事会社6社が共同で職人育成に乗り出す。京都府木津川市加茂町の当尾(とうの)の郷会館(旧当尾小)などを会場に、22日から無料職業訓練を実施、ベテラン職人が匠(たくみ)の技を伝授する。
 国土交通省などの調査によると、建設業の就業者は、55歳以上が3割を超え、29歳以下は1割程度で、高齢化と若手の担い手不足が進んでいる。
 未経験者を含む意欲のある若手に建設業の担い手になってもらおうと、塗装工事を手掛ける「KMユナイテッド」(京都市下京区)など6社が「京都職人育成アカデミー」を立ち上げた。厚生労働省の建設労働者緊急育成支援事業を活用して職業訓練を行う。
 9月26日までの約1カ月、座学と実技に取り組む。しっくいなどで壁を仕上げる左官、内壁などを塗る塗装、機密性を高めるシーリング、木工事など各社の専門分野の基礎技能を実践的に身に付けてもらう。複数技能を習得してもらうことで、建築業界にとどまり活躍する職人を育てたいという。
 「足場の組み立て等特別教育」などの修了証や資格が取得でき、各社は採用も検討する。木津川市も協力し、当尾の郷会館を無償で貸し出す。
 KMユナイテッドの竹延幸雄社長(45)は「業界の職人不足への危機感は強い。一から何かをやりたいという意志とやる気を持った人にぜひ参加してもらいたい」と話す。
 定員10人(選考あり)。17日までに申し込む。訓練費や資格取得費、宿泊、交通費は無料。問い合わせは建設業振興基金06(6948)6221。

最終更新:8/12(日) 19:11
京都新聞