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水平飛行で急斜面衝突か=60メートル手前の木に傷―防災ヘリ墜落

8/12(日) 18:29配信

時事通信

 9人が乗った群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が同県中之条町の山中に墜落した事故で、ヘリがほぼ水平に飛行して急斜面に衝突したとみられることが12日までに、関係者への取材で分かった。

 運輸安全委員会は、機体が搭載していた全地球測位システム(GPS)のデータを解析するなどして、墜落前の詳しい状況を調べる。

 現場を調査した安全委の奥山克也・航空事故調査官によると、ヘリによるとみられる傷があった木から約60メートルにわたって機体の部品などが散乱していたという。木の傷と墜落地点の標高はほぼ同じだった。

 GPSのデータでも、ヘリは墜落直前まで約2100~2200メートルで飛行高度は変わっていなかった。直前に時速150キロ近くまで急に速度を上げた形跡も残っていた。こうした状況から、ヘリは水平飛行で衝突したとみられる。

 県防災航空隊によると、隊員らのヘルメットには活動状況を撮影する小型カメラが付いていた。墜落直前の機内の様子が記録されている可能性があることから、県警などが現場で捜索している。 

最終更新:8/12(日) 23:29
時事通信