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<夏の高校野球>済美 逆転サヨナラ満塁弾で乱打の延長制す

8/12(日) 17:46配信

毎日新聞

 第100回全国高校野球選手権記念大会は第8日の12日、阪神甲子園球場で2回戦4試合。第3試合は、済美(愛媛)が逆転サヨナラ満塁本塁打で、星稜(石川)との延長タイブレークを13-11で制し、3回戦に進んだ。

【サヨナラの満塁本塁打を放ち、雄たけびを上げる済美の矢野】

 星稜は初回に計4適時打で一挙5得点を挙げると、三回、五回にも敵失に乗じて加点した。6点を追う済美は八回に3本の適時打と押し出し四球、9番・政吉の左越え3ランで逆転。しかし、星稜も九回1死一、二塁から2本の適時打で同点に追いつき、試合は延長タイブレークへ。済美は十三回に先頭の9番・政吉がセーフティーバントで無死満塁とすると、1番・矢野が右越えに逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち試合を決めた。先発の山口直は184球を投げ抜いた。星稜も十三回に2点を勝ち越したが、及ばなかった。

 ○済美(愛媛)13-11星稜(石川)●(12日・阪神甲子園球場、2回戦)

 済美は2点を追う延長十三回、矢野の右越え満塁本塁打で逆転サヨナラ勝ち。6点を追う八回も政吉の左越え3ランなど一挙8得点でひっくり返す粘りを見せた。山口直は15安打を浴びるも完投。星稜は九回に鯰田の適時打などで2点差を追いつき、十三回も佐々井のスクイズなどで勝ち越したが、最後は6番手・寺沢が力尽きた。

 済美・中矢太監督 苦しい展開だったが、まさかこんな試合になるとは。すべて勝負のポイントだったと思うが、特にどこかと言われると分からない。

 星稜・林和成監督 力は出し切った。九回によく追いついた。勝ちきれない何かがあると思う。(相手の)山口直投手の気持ちの強さが上回った。

 ◇逆転サヨナラ満塁本塁打=大会史上初

 済美の矢野功一郎内野手(3年)が星稜戦でタイブレークの延長十三回に右越えの逆転サヨナラ満塁本塁打を放って記録。サヨナラ満塁本塁打は第59回大会(1977年)で大鉄の川端が3回戦の津久見戦で記録して以来2本目。サヨナラ本塁打は第97回大会(2015年)で関東一の長嶋が3回戦の中京大中京戦で記録して以来20本目。満塁本塁打は今大会の堀本洸生(大垣日大)が1回戦の東海大熊本星翔戦で記録して以来、49本目。

最終更新:8/12(日) 20:39
毎日新聞