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<男子ゴルフ>松山、63位に後退 全米プロ選手権・第3R

8/12(日) 17:56配信

毎日新聞

 【セントルイス(米ミズーリ州)角田直哉】男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロ選手権は11日、当地のセントルイスのベルリーブCC(パー70)で第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、第3ラウンドを25位から出た松山英樹は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73と崩れ、通算210のイーブンパーで63位に後退した。

 松山の目の前には、高さ20メートル近い木々が立ちはだかっていた。第3ラウンド最初のホールとなった1番(パー4)。残り約170ヤードの2打目はグリーンをとらえるどころか、後方のスタンドに飛び込んで跳ね、隣のコースのラフで止まった。

 「まずいと思ったが、あそこまで飛ぶとは」と松山。それでも動揺は見せない。次の一打、高々と舞い上がるロブショットで木の上を越して、グリーン横につけた。固唾(かたず)をのんで見守った観客からは「ナイスショット!」の大合唱。いきなりのピンチをボギーでしのいだ。

 しかし起死回生の一打を見せても、悪い流れは変わらない。ティーショットがさえず6番はバンカー、9番はラフに入れていずれもボギー。パー3の13番でもダブルボギーをたたくなど、スコアを落とした。初日は7割超だったフェアウエーキープ率は3割台まで急降下し「フェアウエーに行かないことが、その後のプレーを苦しくした」と唇をかんだ。

 最後まで優勝争いを演じた昨年からは一転して、最終日を待たずに下位に沈んだ。「先を見据えるほどいい状態ではない。何か一つでもきっかけがつかめれば」。自らに言い聞かせるように、前を向いた。【角田直哉】

最終更新:8/12(日) 21:54
毎日新聞