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「被災者に明るいニュース届けたかった」昨夏準Vの広陵、初戦で散る

8/12(日) 15:23配信

産経新聞

 第100回全国高校野球選手権大会第8日の12日、第1試合で2年連続出場の二松学舎大付(東東京)は昨夏準優勝の広陵(広島)との競り合いを5-2で制し、3回戦に進んだ。

 昨夏の準優勝校としての力を発揮し、重苦しい展開をはね返したかった。広陵は五回に2-2と同点に追いついたが、七回に3点を奪われ、追撃及ばず。西日本豪雨の被災地への思いを込めて臨んだだけに、先発のエース森悠は「少しでも明るいニュースを届けたかったが、それができずに悔しい」と目を赤くした。

 一回、力みからボールが浮き、3安打で2点を先行された。以降は低めを狙うよう心がけて復調。六回には3者連続三振を奪った。だが、七回に「気持ちが先走って力んだ」と3安打に野選も絡んで3点を失った。

 打線は相手を上回る10安打を放ったが、あと1本に欠けた。五回に一時同点となるソロを左翼席に架けた福光は「少し硬くなった」とチーム全体を振り返る。鋭い打球が正面を突く不運もあった。

 前年駆け上がった最高の舞台は遠く、初戦で散った。中井監督は「あっという間に終わってしまった。監督の責任」と潔く話した。(坂井朝彦)

最終更新:8/12(日) 15:23
産経新聞