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日本のエース・上野、一日249球熱投も米国に逆転サヨナラ負け/ソフト

8/12(日) 22:40配信

サンケイスポーツ

 ソフトボール女子・世界選手権第11日(12日、千葉市のZOZOマリンスタジアム)決勝トーナメントが行われ、世界ランキング2位の日本は米国との決勝でタイブレークの延長十回に6-7でサヨナラ負けを喫し、2大会ぶりの世界一を逃した。米国は2連覇。絶対的エースの上野由岐子投手(36)が162球を投げ11三振を奪ったが、十回に奪った2点のリードを守れなかった。上野はこの日敗者復活を兼ねたカナダとの3位決定戦で87球を投げ完封。一日249球の熱投で日本を引っ張った。

 2020年東京五輪の前哨戦と位置づけられる大会。米国の先発は左腕リケッツ。日本は一回一死一塁としたが後続を断たれた。上野はこの試合前までの6試合に登板し、まだ点を与えていなかった。一回は一死一塁から3番アギュラを一ゴロ、続くアリオトを投ゴロに抑えた。

 日本は二回一死一、二塁から8番・我妻の左前適時打で1点を先制。上野はその裏、無死一、二塁のピンチを迎えたが、7番打者を投ゴロ併殺打に仕留めるなど後続を断った。

 日本は三回、4番・山本の右翼線適時三塁打で1点を追加。その裏、上野は二死一、二塁で、5番・スポールディングに右越え3ランを浴び、逆転された。

 日本の四回の攻撃で米国は2番手・バーンヒルに継投。この回は両チーム、無得点。日本は五回二死二塁の好機を作り、山崎は3番手の左腕オトゥールから四球。このとき不正投球があり、走者は三進した。ここで米国は4番手・ガルシアを投入した。続く山本は四球で満塁。この後、5番・渥美は空振り三振に倒れた。

 日本は六回、投打“二刀流”で活躍する藤田が左中間に同点ソロを放った。その裏、上野は2三振を奪うなど3者凡退に仕留めた。

 日本は七回、無得点。その裏、上野は一死一塁のピンチを迎えたが2者連続三振で切り抜けた。試合は延長戦に突入。日本は八回無死二塁のタイブレークから、代打・川畑の犠打で一死三塁。内藤の二ゴロの間に三走が生還し、4-3と勝ち越した。その裏、米国は無死二塁からバントで一塁手が三塁へ野選。無死一、三塁となった。ここで上野はスポールディングを見逃し三振に仕留めた。続くモールトリーに右前に同点打を浴びた。

 日本は九回無死二塁で先頭の山田はアボットの前に空振り三振。市口の二ゴロの間に二走は三進した。この後、山崎、山本は歩かされて満塁。ここで渥美は二ゴロに倒れた。その裏、無死二塁で先頭打者は遊ゴロに打ち取ったが、遊撃手・渥美は一塁へ投げられず無死一、二塁。それでも上野は後続を断ち、試合は十回へ。

 日本は十回、無死二塁で“二刀流”藤田がこの日2発目となる中越え2ランを放った。その裏、無死二塁から先頭打者を二ゴロ。一死三塁でスポールディングに右前適時打を1点差に迫られた。一死一塁でモールトリーに右前打を一、三塁。続くクーパーは空振り三振(11個目の三振)。この後ムンロに左中間にエンタイトル二塁打を浴び、同点に追いつかれた。上野は二死二、三塁でスチュアートを迎え

、三塁線を破られ、サヨナラ負けを喫した。