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サマータイムよりフレックスタイムを!

8/12(日) 21:20配信

LIMO

サマータイムよりフレックスタイムを導入すべきだ、と久留米大学商学部の塚崎公義教授は主張します。

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東京五輪の暑さ対策として、サマータイムを導入しよう、という話があるようですが、賛成できません。東京五輪の暑さ対策だけであれば、試合の開始時間を繰り上げればよいので、五輪以外の人々まで巻き込む必要はありません。

むしろ、「一般のサラリーマンは9時に出社して、五輪関係者だけが7時に出勤する」ほうが、「一般のサラリーマンも五輪関係者もサマータイムの9時、すなわち現在の7時に出勤する」よりも良いでしょう。交通渋滞もありませんから。

サマータイムのメリットは余暇時間の増大?

本来のサマータイムのメリットは、「明るいうちに仕事が終わって余暇を楽しむことができる」「朝の涼しい時間に仕事をした方が効率的」といったことでしょうか。しかし、朝型の人と夜型の人がいるでしょうし、そのあたりは人それぞれでしょうね。

そんなことなら、早く来て早く帰りたい人も、遅く来て遅く帰りたい人も、それぞれが自由に働ける「フレックスタイム」を導入した方が良いでしょう。「9時から3時までをコアタイムとして、それを含む9時間(うち1時間は休憩)を各自が勤務時間と決めること」とすれば良いのです。

朝型の人は朝、夜型の人は夜、仕事を頑張れば良いので、皆が同じ時間に勤務する必要はないでしょう。皆がフレックスタイムになれば、通勤ラッシュも緩和されるでしょうし、飲みに行く時間がそれぞれ異なれば、客も待たされず、飲み屋も長い時間営業できて助かるはずです。

上司が遅番だったりすると、早番の部下が上司より先に帰りづらくて「つきあい残業」が増えるということはあるかもしれませんが、サマータイムにしても「まだ明るいのに、もう帰るのか?」という上司が増えるでしょうから、同じことですね(笑)。

冗談はさておき、サマータイムは「時差ボケ」を招いて睡眠を阻害する、という反対意見が医学の世界では出ていて、実際に欧州委員会が夏時間を廃止すべきか否かを検討する、といった報道もなされています。

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最終更新:8/12(日) 21:20
LIMO

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