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こまめに水分補給を 茅野市の美濃戸口で登山者に啓発

8/12(日) 6:01配信

長野日報

 「山の日」の11日、八ケ岳登山の玄関口となる茅野市の美濃戸口で、脱水への注意喚起を促す啓発活動が行われた。県山岳遭難防止対策協会や諏訪地区遭対協、山岳医、山岳看護師ら11人が参加し、登山者に経口補水液などを配布しながら、こまめな水分補給で脱水症状に陥らないよう呼び掛けた。

 脱水症状は、疲労や発病などの要因になり、転倒や滑落などの遭難事故につながることがあるという。啓発には、国際山岳医の大城和恵さんが参加し、専門家の立場で予防法や効果的な水分補給法などを指導した。

 大城さんは「脱水は心臓発作の引き金の一つで、高山病の裏にも脱水がある」と指摘。「脱水は起床時から始まっている。起きたら最低500ミリリットルの水分補給をし、2回トイレに行ったら登山準備のOKサイン」「登山中は30分毎に水分補給し、下山後も水分補給を忘れないように」と呼び掛けていた。

 東京の大学生4人パーティーは「体力に差があるメンバーで登ると、ついつい無理する人が出てきて水分補給を忘れがちになる。みんなで楽しく登るために、十分注意したい」と話していた。

 啓発活動は北アルプスでも実施。10日は松本市の横尾登山口で行い、12日には白馬村の猿倉登山口で実施予定。

最終更新:8/12(日) 6:01
長野日報