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笑い誘う、チョビヒゲのおとぼけ顔 花屋の看板猫「さぶ」

8/12(日) 10:31配信

sippo

 丹沢大山方面の山々を望む、小田急線・愛甲石田駅。この町で地域の人々に親しまれて今年で33年を迎える花屋「花美」があります。ほのぼのとしたお店の雰囲気と評判の凄腕フラワーアレンジメント、そして、大人気のチョビヒゲ看板猫・さぶ(7歳、オス)! この魅力で駅から少し離れた場所にも関わらず続々とお客さんが訪れます。

【写真特集】おとぼけ顔の看板猫「さぶ」

 さぶの可愛らしさが炸裂するのは、まさにお客さんがいらした時。お客さんに近寄って「いらっしゃいませ」のご挨拶をした後、お腹を出して暫しフリーズ……「やだ! この子かわいい!」の一言をいただくまで、じっとお腹を出したまま見つめます。物怖じせず、のんびりとぼけた性格は看板猫になるために持って生まれてきたのかも、と社長の福住敏美さん(68歳)の顔もほころびます。

 さぶがお隣の床屋さんで生まれて約1ヶ月の子猫の頃に、里親探しを引き受けた「花美」社長夫人の道代さん(71歳)はその愛らしいチョビヒゲ、思わず笑っちゃうカツラみたいな模様、ひょうきんな性格のさぶをどうしても手放せなくなり、以来、溺愛。毎日、お店の作業台でも、寝る時も一緒です。さぶも愛情に応えるかのように夫人の肩に乗って甘えます。でも……お仕事中、肩が凝りそうだなぁ。

 最近のさぶの定位置は市場から出荷してくる際、花の苗が入っているフラワーコンテナ。貫禄たっぷりの図体で、忙しいスタッフの指揮官のようにも見えるけど…… 大あくびを連発して、やっぱり癒し担当でした。パトロール中に近所の猫との喧嘩で犬歯が抜けてしまった、ちょっと緩い口元が、また愛おしい。

 以前、テレビに出演したこともあるさぶは「花美さぶ」宛てでファンレターがくるほどの人気ぶり。さぶは、どんなお客様もウエルカム! みんな来てね! でもじつは…… 小さい子どもはちょっと苦手かもにゃ~!

(「猫びより」から)

sippo(朝日新聞社)

最終更新:8/12(日) 10:31
sippo