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「日本史上最高のCB」が向かう新シーズン…吉田麻也が開いた新境地【サムライ達の現在地】

8/12(日) 11:31配信

GOAL

「日本史上最高のCB」へと成長した7年間

いよいよ開幕を迎える欧州各国リーグ。今シーズンも、日本人選手が世界最高峰の選手たちとしのぎを削る事になる。ロシア・ワールドカップが終わった今、日本のサムライたちはどのような成長を遂げ、どのような戦いを見せてくれるのだろうか。今回『Goal』は、そんなサムライ達を特集する。第3弾は、日本史上最高のCB、吉田麻也だ。(取材・文=田嶋コウスケ)

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●クラブでの立ち位置
レギュラー
●個人への期待、目標
レギュラー維持
●ポジション争いのライバル
ヤニック・ヴェステゴーア(新加入のデンマーク代表CB)

■「日本史上最高のCB」へと成長した7年間

日本代表DFの吉田麻也は、サウサンプトンでプレミアリーグ在籍7シーズン目に突入する。ここで、吉田のプレミアでの経歴をもう一度振り返ってみたい。

プレミアリーグ出場数129試合は、イングランドに在籍した日本人選手で史上最多。FA杯やカップ戦も含めると、在籍6年の出場数はさらに増えて151試合に達する。

吉田の凄さは、サウサンプトンから提示された契約更新にも表れている。過去にプレミアリーグに在籍した日本人選手でクラブとの契約更新を勝ち取った選手は他にいないが、これまで吉田は2度にわたりサウサンプトンと契約を更新した。昨年8月の29歳の誕生日に2020年まで契約を延長したのは、クラブから信頼されている何よりの証拠だ。

これだけではない。流暢な英語力とリーダーシップを買われ、ゲームキャプテンを務める試合が増えた。さらに、サウサンプトン在籍7季目となり、チームでは古株と呼ばれるようにもなった。日本人の吉田が、新加入のイングランド出身選手にクラブ施設を案内することもあるといい、本人も「少し変な感じがする」と笑う。

思い返せば、「プレミアリーグ初の日本人CB」としてイングランドに渡ったのが6年前。肉体改造を行って体重を8キロ増やし、身体をプレミア仕様に仕上げた。一方で、杉本龍勇氏(法政大学教授)の指導を受けながら、俊敏性を落とさないよう地道にトレーニングにも励んだ。さらに、ベルギー代表FWロメル・ルカク(マンチェスターU)やブラジル代表FWガブリエル・ジェズス(マンチェスターC)といったワールドクラスのストライカーたちと毎週対峙し、ディフェンス・スキルを磨いた。そして今もなお、プレミアリーグで実績と経験を蓄積し続けている。

こうして考えると、日本人CBとして前人未到の境地に達しているのがよく分かる。選手として一回りも二回りも成長し、世界と戦う術も知った今、吉田は「日本史上最高のCB」になった。そう言って良いだろう。

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最終更新:8/12(日) 11:31
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