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「口コミ満足度1位」「治療し放題」…医療機関のネット広告が規制対象に

8/12(日) 19:01配信

TOKYO FM+

秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。8月11日(土)の放送では、厚生労働省の鶴田真也さんに「医療機関のネット広告」について伺いました。

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ビフォー・アフターの写真とともに「みるみるうちに◯kgやせる!」などのネット広告を目にする機会も多いはず。そもそも病院やクリニック、歯科診療所などは、医療法でウソや大げさな表現を用いた広告をしてはいけないとされています。しかし、それは折り込みちらしやテレビCM、街で見かける看板などが対象で、これまで医療機関のWebサイトは、広告の規制に含まれていなかったと鶴田さん。

そこで医療法が見直され、今年の6月1日(金)からインターネットでの広告も新たに規制の対象に含まれることになりました。その理由を鶴田さんは「美容整形など、美容医療サービスでの消費者トラブルの相談件数が年々増えてきたから」と説明します。昨年、全国消費生活情報ネットワークシステムに寄せられた相談件数は1,700件以上。このうち半数以上が、販売方法や広告に問題のある相談だったと言います。

では、具体的にどんなネット広告が、新たな規制の対象になるのでしょうか。1つ目は「虚偽の広告」です。「絶対に安全な手術!」「必ず成功します」との表現は、現実には絶対に安全な手術などはありえないのでNG。また、「副作用はありません」などの決めつけも、虚偽広告となると鶴田さんは解説します。

そして、おおげさな広告もダメ。「知事の許可を取得した病院です!」と聞くと信用性が高いように感じますが、病院が都道府県知事の許可を得て開設することは法律で決まっており、当然のことです。あたかも特別な許可を得た病院であるかのような誤解を与える表現も、誇大広告にあたるそうです。

「口コミ5年連続満足度1位」「モデル・女優・タレントとしてご活躍中の◯◯さんも当院で治療」など、他の病院などと比較して、自分の病院のほうが優れているように表示する広告もNGです。さらには、「今なら◯円でキャンペーン実施中!」「治療し放題プラン」など、費用を強調した広告は医療機関や医療の内容について品位を損ねる恐れがあるため、禁止となっています。

鶴田さんは、「まず治療や手術は、どんな場合であっても少なからずリスクがあるということを知ることが大切。説明を十分に受け、内容について慎重に検討し納得した場合のみ、施術を受けて下さい」と注意喚起。また、がんの免疫療法やアンチエイジングという表現を使った再生医療などの自由診療の治療の場合も、「治療の内容や方法、その効果やリスクなどについて十分に情報を収集し、慎重に判断するよう心がけてください」と呼びかけていました。

JOYは「今まで何でもありのルールだった。人の弱みに付け込むようなものも多かった。改善されるのはすばらしいこと」と、医療法の見直しを称賛。秋元は「トラブルが減って、しっかりとした治療を受けられるようになりそう」と述べました。

(TOKYO FM「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」2018年8月11日(土)放送より)

最終更新:8/12(日) 19:01
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