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豪邸でスリッパ履いて握手。孫正義の投資スタイルがシリコンバレーで話題

8/12(日) 23:00配信

ギズモード・ジャパン

当たればシリコンバレーキング、外れればバブルキング。どっちに転ぶのか。

ソフトバンクが投資部門の躍進に支えられ、6月末までの四半期営業利益が前年比49.2%も急上昇! 孫正義氏のビジョンファンドは、シリコンバレーでも存在感を増しています。

【画像】豪邸でスリッパ履いて握手。孫正義の投資スタイルがシリコンバレーで話題

明日の命も知れないとばかりに1000億ドルを大放出し、あまりのリターンに、5月には「もう1000億ドル集める」と発表。もう配るところないんじゃないのと早くも心配されています。出資を受けた起業家に取材したCNBCによると、その投資スタイルはいろいろ異例ずくめのようです。浅~くまとめてみます。

1)豪邸でスリッパでプレゼン

サンフランシスコとシリコンバレーを結ぶ国道101号を走っていると、ソフトバンクの支社が見えます。ここからほど近い高級住宅街ウッドサイドに孫氏は2012年、1億1750万ドル(約130億円)という米史上1、2を争う高値で豪邸(写真上)を購入し、ここでプレゼンをさせるのだといいます。

ウッドサイドは家よりも馬が多い高級住宅街です。どの家も道からは見えません。社員も起業家もみな門の外で待たせて警備員が邸宅まで案内し、玄関では別の警備員が出迎え、そして…

全員スリッパに履き替える

のだといいます。全米一、二の豪邸でスリッパ。

やがて孫氏は最低ふたつはある会議室のひとつに客人を案内し、そこでプレゼンを行なわせます。2か月のデューデリジェンスを終え、重厚な木の調度に囲まれた巨大スクリーンでプレゼンを行なった Cohesity創業者Mohit Aronさんによりますと、「超エリート」待遇で、だいぶ気分がアガるようです。

2)握手でディール成立

1時間ほどのプレゼンをする間、孫氏は時どき口をはさむ程度です。「どれぐらい大きくなると思う?」という質問には、何か含みがあるんじゃないか、とかなり慎重に答えたのですが、パスしたようで、孫氏はテーブルを叩いて、よしやろう!というようなことを言いながらぶんぶん握手しました。「日本のビジネスで握手がどれほどの重みをもつのかまったく見当がつかなかったんですが、握手はディール成立、細かいところは後で話し合えばいいって意味だって後になって聞きました」とAronさん。このときのディールでは2億5000万ドル(約278億円)が動いた模様です。

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