ここから本文です

大門素麺資料館オープン 砺波

8/12(日) 18:08配信

北日本新聞

 砺波市の特産「大門(おおかど)素麺(そうめん)」に関する資料や道具を保存・展示する大門素麺資料館が12日、同市大門にオープンした。地元の庄下自治振興会が廃寺を活用し、改修。そうめん作りの工程を精巧に再現したジオラマ人形も並べ、大門素麺の歴史と作業内容を分かりやすく紹介しており、来館者に魅力を広くアピールする。

 大門素麺は江戸末期に能登から伝わったとされ、細く長く丸まげ状にまとめた麺や和紙の包装が特徴。砺波市の「となみブランド」に認定されている。高齢化や後継者不足により、昭和初期に最大65軒程度あった生産者は現在、11軒に減少。地元の特産を発信し、歴史を後世に伝えていこうと開設した。

 館内には大門素麺の製造道具や写真、北日本新聞などの記事を展示し、製造過程の映像も上映している。ジオラマは粘土で作った高さ約20センチの人形25体を並べ、生地作りから手延べ、箱詰めまで18工程を表現した。

 館長の末永(まつえ)優さん(68)は「大門素麺の魅力を知ってもらい、特産の継承につなげたい」と話している。資料館は、集会所「大門いこいの家」としても利用する。

 12日は現地で住民が集まってセレモニーを行い、関係者がテープカットし、開館を祝った。

北日本新聞社

最終更新:8/13(月) 10:03
北日本新聞