ここから本文です

富山大空襲の犠牲者を慰霊 氷見・島尾海岸

8/12(日) 20:12配信

北日本新聞

 富山大空襲の犠牲となり、氷見市の島尾海岸に漂着した人々を供養する慰霊祭が12日、島尾海浜公園内の地蔵尊像前で行われ、地元住民ら約100人が冥福を祈りながら平和の尊さをかみしめた。

 国泰寺(高岡市)の澤大道管長らが読経する中、嶋敏雄島尾自治会長ら参列者が順に焼香した。宮田小学校学童保育の児童や富山大空襲を語り継ぐ会の会員、富山市の遺族らも手を合わせた。

 澤管長が「平和な世の中が続いていることは大事なことだ。若い皆さんにこれからも力を貸していただきたい」と話した。

 島尾海岸では1945年8月下旬から9月にかけ、富山大空襲の犠牲となった11体が流れ着き、住民が弔った。赤ん坊を抱いたままの母親の遺体も見られたという。慰霊祭は52年に始まり、75年に地蔵尊像が建立された。

北日本新聞社

最終更新:8/13(月) 10:04
北日本新聞