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8分間でPK3発…0-3から猛追見せた千葉、上位町田とドローに持ち込む

8/12(日) 20:58配信

ゲキサカ

[8.12 J2第28節 町田3-3千葉 町田]

 J2リーグは12日、第28節を各地で行い、前節終了時点で2位だったFC町田ゼルビアがホームでジェフユナイテッド千葉と対戦した。東京五輪世代のMF平戸太貴が2試合連続2ゴールという脅威的な得点力を発揮したが、3点ビハインドだった千葉がわずか8分間で3本のPKを決めて同点に。試合は3-3の引き分けに終わり、町田は暫定3位に転落した。

 4連勝中の町田は前節横浜FC戦(○3-2)から先発1人を変更し、DF藤井航大が入った。対する千葉は前節の松本戦(●2-3)から5人を変更。4試合ぶりにGKを佐藤優也に戻し、横浜FMからレンタル加入のDF下平匠がJ2初出場を迎えた他、MF熊谷アンドリュー、MF茶島雄介、MF為田大貴が先発に並んだ。

 互いに中盤でコンパクトな布陣を取る中、奪ってからの素早い縦パスで敵陣FKを次々に獲得する町田。前半24分にFW中島裕希が右サイドで倒されると、得意のセットプレーから試合が動いた。同25分、MF平戸太貴が軽く出したボールをMF森村昂太が力強い左足キックでクロスを配給。ニアでDF大谷尚輝と競った千葉DF鳥海晃司の頭に当たり、そのままネットを揺らした。

 オウンゴールで痛い先制点を献上した千葉だったが、ショートカウンターからのサイド攻撃でチャンスをつくる。前半30分には右CKをFW船山貴之、MF工藤浩平のトリックプレーでマイナスに出すと、PA外から茶島がミドルシュート。これは惜しくも枠を外れたが、同44分には為田のクロスからのこぼれ球を再び茶島が鋭く狙い、横っ飛びを見せたGK福井光輝を強襲した。

 それでも前半45分、町田に追加点が入る。敵陣右サイド深くで中島が起点をつくり、大谷とのコンビプレーで局面を打開。ボランチの位置から走り込んだ森村のトリッキーなヒールパスは相手守備陣にカバーされたが、ニアで受けた平戸が振り向きざまに左足で狙うと、コントロールされたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。

 2点ビハインドと苦しい千葉は後半開始時に工藤に代わってMF矢田旭と投入。すると1分、さっそく矢田が左サイドで起点をつくり、クロスから茶島のヘディングシュートが町田ゴールを襲った。一方の町田も11分、高速カウンターから中央突破をしかけた平戸のパスからFW鈴木孝司が右足で狙ったが、鋭いシュートは佐藤の手をかすめて右ポストに阻まれた。

 町田は後半16分、右サイドの崩しから森村が左足で狙うも佐藤が横っ飛びでセーブ。劣勢が続く千葉は直後にFWラリベイを下げてFW指宿洋史を投入するが、町田がすぐに試合を決定づける追加点を奪う。同19分、DF奥山政幸のコンビネーションから抜け出した森村の折り返しを平戸がおさめ、華麗なターンから右足一閃。ブレイク中の21歳が2試合連続での2得点を決めた。

 敗色濃厚となった千葉は後半30分、右CKが町田守備陣に当たってファーサイドに流れると、指宿の折り返しがPA内で止めにかかった奥山の手に直撃。このハンドリングで得たPKを指宿が自ら決め、ビハインドを2点に縮めた。さらに同33分、フィードに抜け出した指宿が深津に倒されて再びPKを獲得。今度は船山がキッカーを務めると、落ち着いて左に決め、猛烈な追い上げをかける。

 一気に勢いを取り戻した千葉は後半37分、右サイドを突破した船山がクロスを送り、ニアに入った深津がブロック。これがハンドリングと判定され、みたび千葉にPKが与えられた。キッカーは再び船山。今度はゴール右隅に蹴り込み、3点ビハインドの状況からわずか8分間ほどで同点に追いついた。その後は町田も決定機をつくったが、ゴールを割ることはできず。ジェットコースターのような“首都圏バトル5”は3-3で終幕した。

最終更新:8/12(日) 21:11
ゲキサカ