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井伊家の歴史、後世に 古文書を編集、冊子完成 浜松

8/13(月) 7:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市の歴史愛好家ら4人がこのほど、同市北区引佐町渋川地区の東光院に所蔵されている井伊家の歴史を記した古文書「當寺古記」の写しや現代語訳をまとめた冊子「當寺古記・御由緒書 注解」を完成させた。

 編集したのは渡辺弘さん(88)=中区=、伊藤八右さん(68)=北区引佐町=、浅岡憲一郎さん(71)=掛川市=、同院の中嶋浩明副住職(55)。當寺古記は嘉永5(1852)年、江戸幕府の大老の井伊直弼に渡すために、「井伊家伝記」などを書き写して作られたとみられる。

 當寺古記には井伊谷地区の井伊氏から分派した渋川地区の井伊氏の存在、戦国武将の井伊直政や大河ドラマ「おんな城主 直虎」に登場した井伊直平の略伝などが書かれている。

 1562年に井伊直親とその家来計19人が掛川城下で殺されたのが、掛川市の十九首という地名の由来とする記述もある。中嶋副住職は「貴重な文書を後世に残すことができる。井伊家の歴史に思いをはせてほしい」と話した。

 冊子は非売品。B5判、120ページ。希望者には1冊500円で配布する。問い合わせは浅岡さん<電080(1600)4668>へ。

静岡新聞社