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伊豆大島に行くなら一度は訪れたい グルメ・絶景・注目スポット

8/13(月) 6:00配信

Cyclist

 ここ最近、サイクリストたちに人気が集まっているのが伊豆大島だ。絶景スポットがいくつもあり、地元グルメも目白押し。交通量も少なく走りやすい。自転車乗りが増えているからか、自転車ラックが設置されている場所も増えており、サイクリストへの細かな配慮も行き届いている印象だ。9月8日には、この伊豆大島を巡るライドイベント「伊豆大島御神火ライド2018」が開催されるが、イベントだけでは巡りきれない魅力的なスポットを紹介したい。



注目集まるホットスポット
■大島椿製油所
 大島巡りで訪れたいのが、ヘアケア・スキンケアとして知られる、椿油と椿油配合商品を製造・販売する椿油専門メーカーの大島椿だ。戦後の復興期となる1950年代にキャラバン隊を組んで日本全国を行脚、「伊豆大島と言えば”椿油”」という認識を広めたのが同社であり、その発祥の店が大島にある。
 1927年創業の大島椿は、90年以上の老舗企業。東京に販売会社を、八王子に工場を構えて全国展開し、海外進出もはたしているが、発祥の地である伊豆大島では今も営業を続けている。当時の面影を残しながら現在も唯一の直営店、大島椿製油所として変わらず存在する店舗では、大島町優良特産品として認められた椿油をはじめ、伊豆大島限定品を中心に取り扱っている。創業当初の大島復興という理念を形にした数々の商品は、今なお、その願いが変わることなく、形を変え、新たなラインナップを加えながら販売され続けている。







 大島椿製油所のある場所は、大島の玄関口、元町港の近く。店の前には、三原山頂上へ至る、御神火スカイラインに続く道があり、聞けば、かつては三原山登山前の休憩所を兼ねていたこともあったとか。場所柄、大島サイクリングを時計周りで巡り、元町港から東京に帰るならば、大島土産を買うにはうってつけの店舗だ。サイクルラックも設置されており、サイクリストも多く来店するという。

 椿油100%の「大島椿」は主にヘアケア・スキンケア商品として認知されているが、もちろん、サイクリストにも役立つ。ヘルメットをかぶると、頭が蒸れ、かゆみを感じる人がいるだろう。その原因は、頭皮にたまった皮脂が原因の一つとされる。「大島椿」はこの皮脂を無理なく浮かせ、洗い流しやすくする効果があるといい、サイクリストにとってもうってつけだ。家族や友人向けのお土産として買うもよし、自分のためのお土産とするのもよし。一度訪れてみてはいかがだろうか。






大島椿製油所
■住所:東京都大島町元町2-19-7
■電話:04992-2-2511
■営業時間:9:00~17:00
■定休日:火、水





「大島椿製油所」ウェブサイトへ
■波浮港とグルメ
 大島東南部にある波浮港。文豪・川端康成氏の『伊豆の踊子』の舞台となった地であり、明治から昭和初期まで、多数の文豪の逗留の地になったといわれている。現地を訪れてみると、昔ながらの雰囲気が残っており、いつもより時間がゆっくりと流れていた。そんな波浮港で訪れておきたいのが、鵜飼商店と島京梵天だ。







 鵜飼商店の名物はコロッケ。コロッケならばどこでも同じと思うなかれ。店内に飾られた芸能人のサインの数々。「おいしくてまた来ちゃいました」と記されたテリー伊藤氏のサインが印象的だった。
 コロッケは1つ65円。見た目はどこにでもあるコロッケだが、一口食べると、何かが違う。「さっくり」「さっくり」と音を立てるような感覚だ。コロッケというよりも、スナック菓子を食べているよう。味はコロッケだが、食感は別物。機会があるならば、ハムカツや串カツなどコロッケ以外のものも食べてみたい。





鵜飼商店





 島京梵天は、波浮港東側の高台にあるたい焼き屋。メインはたい焼きだが、古民家を改装した店舗で、カフェも提供してくれるので、「古民家たい焼きカフェ」が正確なところ。皮がたっぷりついた羽付きのたい焼きのほか、「伊豆大島御神火ライド2018」の後夜祭でも販売される「冷やしたい焼き」も人気だ。大島ならではともいえ、一度食べてみたいところだ。島京梵天は波浮港の高台という、趣の残るエリアに店舗があり、一息つくには絶好の場所。周囲の景色を見えるだけでも、心を満たしてくれるだろう。





島京梵天





自然あふれる大島のパワースポット
■泉津の切通し

 島の北東部に位置する泉津には、絶好の撮影スポットがある。それが「泉津の切通し」だ。
 岩石を掘削して作り上げた階段の脇に、2本の巨木がそびえ立ち、階段奥の木々からは日の光が差し込む。巨木の荘厳さと光のコントラストが混じりあい神秘的な感覚を与えてくれる。よく見れば、2本の巨木は鳥居のようにも見え、神聖な空間への入口のようにも見える。パワースポットの1つにも数えられているようで、自転車を漕ぐのを一度ストップして、現場の雰囲気を感じ取ってみてはいかがだろうか。
 泉津の切通しは、泉津地区を貫く大きな道路の都道208号の道沿いにあるものの見過ごしやすいので、注意したい。

泉津の切通し/p>





■裏砂漠
 大島の中央にそびえる三原山。その東側には「裏砂漠」と呼ばれる砂漠が存在する。スコリアとという黒い火山岩が集まってできた荒涼地帯だ。



 裏砂漠を訪れたら周囲を見渡せる小高いところに上ってみよう。眼下に広がる景色に圧倒されるはずだ。あたりに人工物はなく、大地と海以外は目に入らない。一瞬なりとも心を奪われ、何が現実なのかわからなくなってしまうような感覚を覚えるのではないか。ここが東京都だとは到底思えない。

裏砂漠





経験豊富なガイドツアーをグローバルネイチャークラブで
 最後に、サイクリングだけでなく、体験ツアーを多数企画する「グローバルネイチャークラブ」を活用するのもおすすめだ。ダイビングやスノーケリング、星空観察など多数のツアーを用意している。
 ツアーメニューには、所要時間が4時間程度となる三原山半日ツアーや裏砂漠半日ツアーといったものもあり、大島旅での時間の使い方をより有意義なものにすることが可能だ。人によっては午前中にツアーを利用、午後に乗船して東京に戻るといったスケジューリングも行える。
 昨年、設立30周年を迎え、大島の魅力を知るガイドの力を借りれば、大島の旅がより一層充実したものとなるだろう。

「伊豆大島御神火ライド2018」大会概要
開催場所:東京都 伊豆大島全域
開催日程:2018年9月8日(土) ※9月8日(土)に後夜祭
コース:御神火チャレンジコース、大島ぐるっと一周コース
主催:伊豆大島 御神火ライド実行委員会
協賛:ニコン、Dr.ストレッチ、アヴァンギャレージ、大島椿、オムロン、サンケイビル、ポッカサッポロ、マニフレックス
後援:東京都大島町

「伊豆大島御神火ライド2018」公式サイト

最終更新:8/14(火) 14:48
Cyclist