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優勝ロレンソ、マルケスとの最終ラップの戦いに満足「MotoGPでベストの1戦」|MotoGPオーストリアGP決勝

8/13(月) 9:15配信

motorsport.com 日本版

 MotoGPのオーストリアGPを制したのは、ドゥカティのホルヘ・ロレンソだった。ロレンソは最終ラップのメインストレートで、ポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)を抜いたが、トップに立った後もマルケスを引き離すことができなかった。

【リザルト】MotoGPオーストリアGP決勝結果

 ターン3の右コーナーでマルケスが急接近、ロレンソに攻撃を仕掛けた。しかしロレンソはアウト側のラインを取り、ポジションをキープ。マルケスよりも早く加速し、チェッカーフラッグまでリードを築いた。

「僕はサーキットのいくつかのエリアで強かった。特にメインストレートの上り坂、5速ギヤで走るところだ。しかし、彼(マルケス)はターン3のブレーキングで強かった。だから、彼はいつもそこで僕を抜いた」

 ロレンソはレース後にそう語った。

「でも最終ラップ、彼はアウト側の僕の加速を考えていなかった。彼にとってそれは驚きだったはずだ」

「彼を抜いた時、僕は限界で攻め、ブレーキングで大きなリスクを負った。しかし僕はそれをやってのけた。そして、信じられないような勝利を手にした。MotoGPの中で、僕のベストレースのひとつだった」

 レース前半、マルケスはロレンソを引き離してレースをコントロールした。ロレンソはチームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾを抑えるのに精一杯だった。

「マルケスに追いつけるとは思っていなかった。序盤、彼はとても速かったから。彼はギャップを広げるためにプッシュしようとしていた。だから僕も攻めなければいけなかったんだ。そしてそれと同時に、タイヤを労わり、燃料を節約していた」

 マルケスはリヤにハードタイヤを履いていたことが、最終的に勝利を逃した要因になったと考えている。ちなみにロレンソのリヤタイヤはミディアムタイヤだった。

「僕は最初から激しく攻めた。なぜなら、リヤにハードタイヤを履いていたから、ギャップを開こうとしたんだ。一時は、僕がそれができると思った」

 そうマルケスは回顧した。

「しかしその後、彼ら(2台のドゥカティ)が、僕に追いつき始めた。予期していたように、タイヤが劣化した時、ストレートで違いがあった」

「僕はポジションを守ろうとしたが、ロレンソはストレートで僕を抜くことができたんだ」

 しかしマルケスは、2位に入ったことで、ポイントランキング上でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)との差を広げることができたため、今回の敗北を重要だとは考えていないと主張した。

「このレースを僕は楽しんだ」

 そうマルケスは語った。

「2位だったけど、僕はすべてをかけた。僕は優勝したかったが、それは不可能だった。しかし、僕はチャンピオンシップでのリードを広げた。僕はとても満足している」

Valentin Khorounzhiy

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