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マクラーレン、バンドーンに奮起を要求。チーム残留にはアロンソ打倒が必要?|F1ニュース

8/13(月) 11:59配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレンは、ストフェル・バンドーンをチームに残留させるべきか検討をしており、彼がチームメイトであるフェルナンド・アロンソをより頻繁に倒すことを望んでいるようだ。

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 バンドーンは、2016年のバーレーンGPでアロンソの代役としてF1デビュー。ジェンソン・バトンの後任として2017年からF1にフル参戦している。

 しかし、バンドーンはそれ以来大きなインパクトを残せておらず、今季これまでのレースでアロンソが44ポイント獲得しているのに対して、バンドーンは8ポイントにとどまっている。

 マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOは「ストフェルに失望しているとは言わない」と語った。

「彼がこれまで以上に頻繁に、チームメイトを負かすのが見たい。どんな状況でもそれは同じだ。毎週末、お互いに競り合って、互角の戦いをしているのが見たいのだ」

「彼は、定期的にそれをすることができていなかった。しかし、昨年の彼をとても困難な状況に置いてしまったことは分かっているし、今年もそれほど良いクルマを与えられていないので、彼に失望しているとは言えない」

「フェルナンドほどの才能と経験があれば、あまり良くない状況にも適応することができる。ストフェルも素晴らしい仕事をしていると我々みんなが思っているが、彼がもっとフェルナンドを倒すところが見たい」

 イギリスGP以降、マシンの不調を訴えてきたバンドーンは、ハンガリーGPで行われたシャシーの交換により以前のフィーリングを取り戻し、決勝ではポイント圏内を走行。しかしギヤボックスのトラブルによりリタイアを余儀なくされている。

 現在、マクラーレンは風洞での実験結果と、トラックでの実走データの相関関係に問題を抱えており、根本的なダウンフォース不足に陥っている今年のマシン、MCL33の改善をすることができていない。

 その結果、レースウィーク中に多くの”実験”を行わざるを得なくなっている。チームのスポーティングディレクターであるジル・ド・フェランによると、この点が経験豊富なアロンソよりもバンドーンに不利に働いているのだという。

「我々はマシンの進歩のさせ方や、我々が抱えているバランスの問題への対処の仕方を解明しようとしてきた」

「その結果、ドライブが簡単なクルマになっていないだけでなく、非常に早いペースで物事を変え続けている」

「それにふたりのドライバーが対処するのは非常に難しいことだ。フェルナンドは、最高のドライバーの中のひとりだと私は思うし、彼の持つ経験によって大いに助けられている」

 バンドーンとアロンソは、ともに今シーズン末でマクラーレンとの契約が切れるが、どちらも契約延長はまだ発表されていない。

 ダニエル・リカルドがレッドブルからルノーへ電撃移籍を発表したことで、ルノーのシートを失うことが確定したカルロス・サインツJr.について、マクラーレンは公然と関心を寄せている。その他にも、チームは経験豊富なドライバーを求めて、グリッド上のドライバーを評価していると考えられている。

 マクラーレンのリザーブドライバーであり、FIA F2選手権でタイトルを争うランド・ノリスもドライバー候補のひとりであるが、ノリスは2020年までF1昇格を待たなければならない可能性があるということを認めている。

Scott Mitchell

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