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認知症高齢者にGPS貸与 大津市、捜索時に早期発見へ

8/13(月) 9:10配信

京都新聞

 大津市は、認知症で行方不明になる恐れのある高齢者を対象に、GPS端末機を貸与する事業を始めた。位置情報がほぼ特定できるため、捜索する際に早期発見に役立つという。
 端末機は縦8センチ、横4センチ、重さ48グラムと、スマートフォンの半分の大きさと重量で、ベルトや杖(つえ)に付けたりすることができる。捜索したい場合、パソコンやスマホなどの情報端末や、オペレーションセンターを通じて、位置情報が確認できる。有料で業者が現場に駆けつけるサービスも申し込める。
 事業では、市が貸与料金約7千円を負担する。月々に掛かる料金や位置情報の提供料金などは必要。
 警察庁の統計によると、認知症を理由に行方不明になったのは2016年で1万5432人で、12年から1・5倍となっている。市でも昨年度、行方不明となった高齢者の捜索依頼は13件あり、本人の安全と家族らの捜索の負担を軽減するため貸与事業を開始した。10日現在で7件の申し込みがあったという。

最終更新:8/13(月) 9:10
京都新聞