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脚本家との相性抜群…綾瀬はるか「義母」は“逃げ恥”超えも

8/13(月) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 綾瀬はるか(33)主演ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS=火曜夜10時)がじわじわと視聴率を上げ、7日放送の第5話で番組最高の13・1%を記録。5回平均12・1%で、夏の連ドラ暫定首位の「遺留捜査」(テレビ朝日=木曜夜8時)と並んだ(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 綾瀬が演じるのは“デキすぎる”キャリアウーマンの亜希子。妻と死別し、幼い娘と生きるサラリーマンの良一(竹野内豊)の後妻となり、娘の新しいママになる、というヒューマンドラマだ。

「ビジネスの論理を散りばめて行動する亜希子の浮きっぷり。そんなコメディータッチだった序盤から、実は良一が余命わずかで、愛する娘をひとりにさせたくないという思いから娘の母親として亜希子を妻にした、という事実が明らかになった第4話を経て、7日の第5話です。“第2章”へ向かう流れの中で最高視聴率を出したのは、理想的なパターンですね」(テレビ誌ライター)

 ネット上は「原作とはやや違うけど、素晴らしい」「涙が止まらなかった」などと絶賛の嵐で、同枠で2016年10月クールに大ヒットした新垣結衣主演の「逃げるは恥だが役に立つ」を超えるヒットになる、なんて声も。テレビコラムニストの亀井徳明氏も太鼓判を押す。

「4コマ漫画の原作をモチーフに、あそこまでの話に盛り上げていく力量は、さすが、森下佳子氏の脚本です。序盤の亜希子は、森下氏が脚本家デビューして間もないころの『お前の諭吉が泣いている』(01年=テレビ朝日)で描いた主人公の“ケッペキ”(東山紀之)を思わせる、論理的で完璧ゆえに周囲とはズレてしまうコミカルさもあった。森下氏の“師匠”である遊川和彦氏の『家政婦のミタ』(11年=日本テレビ)のような雰囲気もあります」

 森下氏といえば、TBS作品では04年の「世界の中心で、愛をさけぶ」、06年の「白夜行」、09年と11年の「JIN-仁-」で綾瀬とタッグを組み、いずれも大ヒット。昨年は大河の脚本も担当したが、やはり、TBSや綾瀬との相性は抜群のようだ。

「ドラマの“感動部分”はセカチューやJINの実績がある。盛り上がりのツボはばっちりでしょう。第5話は放送後に次回予告もなく、あす14日放送の第6話から良一の死後を描く第2章。ここでがっちり視聴者をつなぎ留めれば、“逃げ恥”の最終回20・8%超えも見えてきます。この枠は10月から女性教師と男子中学生の禁断の恋を描く『中学聖日記』(有村架純主演)になりますが、いいバトンタッチができそうです」(亀井徳明氏)

 期待は高まるばかりだが、第5話まで小学生だった娘のみゆきは、第6話から高校生に。子役の横溝菜帆からバトンタッチする上白石萌歌のプレッシャーだけが心配だ。