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小島よしお 松田大輔さんの助言で「子ども向け芸人」にシフト

8/13(月) 11:06配信

東スポWeb

【小島よしおの履歴書(連載13)】盛者必衰――。2007年にブレークしたお笑い芸人・小島よしお(37)は翌08年、急失速する。もがき苦しむ中、大御所の志村けん(68)の金言を耳にし、「品川庄司」品川祐(46)の助言に救われるなどして、活路を見いだす。選んだ道は、子供向け芸人だった。

「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)で品川さんとよく共演し、収録後に飲みました。プライベートでも連れて行ってもらって。

「スベってもウケても、世間は意外と覚えてないよ」「タレントは“核”を持って、それを洗練させていく作業が大事。よしおは優しいから、優しさを磨けよ」

 冗談を交えつつ、アドバイスしていただきました。

 子供向けの活動に踏み切ったきっかけは2011年、「東京ダイナマイト」松田大輔さんから「子供向けでやってみたら?」と助言されたことでした。

 この連載で松田さんのことはちょくちょく話していますが、あの人がいなければ芸人を辞めていた可能性が高いですね。師匠であり、兄貴です。

 子供向けの活動を始めても試行錯誤の連続でした。子供を対象にしたお笑いライブを初めて開催したのは同年8月下旬。忘れもしない平日夜でした。

 大人向けの一般的なお笑いライブは、仕事終わりの午後7時スタートが多く、子供向けライブの“デビュー戦”も同じ時間帯に設定しました。「夏休みだから平日夜でも大丈夫だよな」とタカをくくったけど、東京の8月下旬はすでに2学期が始まっている地域があるのを初めて知りました。

 お客さんは300人ほど。ハコすべては埋まりませんでした。

 それでも、手ごたえはありました。

 自転車をこげばこぐほど発電するというネタをやったり、お客さんにステージに上がってもらい、一輪車に乗った僕に向かって輪を投げてもらう輪投げの企画をしたりしました。

 これ、ある意味でタブーなんですよね。お笑いライブでは芸人がネタを披露して、お客さんは客席で聞いて笑うのが基本的なスタイルですから。

 僕がやったのはいわば参加型のネタ。先輩芸人たちからは「スゲぇことやってるな」とほめていただきました。

 裸芸人ではありますが、「もう服を着よう」とシフトチェンジした時期がありました。でも、また裸に戻って今でも「そんなの関係ねぇ!」をやっています。
 裸芸を続ける理由はいろいろありますが、志村さんが「タカアンドトシ」さんに「『欧米か!』はやり続けたほうがいいよ」とアドバイスされた話をテレビ番組で見たことも影響しています。

 同じ事務所では、ダンディ坂野さんもお手本。一貫して「ゲッツ!」をやり続け、活躍されていますよね。「何で新しいネタをやらないんだろう」と疑問に思ったこともあったけど、“やり続ける”ことは大事だと気づかされました。

 今ではNHKのEテレ「天才てれびくんYOU」のレギュラーなど、子供向けの活動は半分以上を占めています。

☆こじま・よしお(本名小島義雄)。1980年11月16日、沖縄生まれ、千葉育ち。2006年、早稲田大卒業。翌07年にギャグ「そんなの関係ねぇ!」でブレークし、同年の新語・流行語大賞でトップテン入りを果たす。16年7月に一般女性と結婚。今年8月25日、単独ライブ「小島よしお的おゆうぎ会 メリーゴーランド」(東京・CBGKシブゲキ!!)を開催する。血液型=O。178センチ、70キロ。家族は両親と兄。

最終更新:8/13(月) 11:08
東スポWeb

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