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右肘回復は順調も…日ハム清宮はV争いの“起爆剤”になれるのか

8/13(月) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 右肘の炎症でリハビリを続けていた日本ハムの清宮幸太郎(19)が、11日の楽天二軍戦で約1カ月ぶりに実戦復帰、いきなり二塁打を放った。12日の同戦は2打数無安打だった。

 今月4日にフリー打撃を再開したばかりとあって、2戦ともDHで2打席限定の出場だったが、これに目を細めているのが栗山監督だという。

 去る6日、二軍戦を視察した指揮官は清宮に対し、「この時期にゆっくりしているとシーズンが終わってしまう。(調整の)スピードを上げてほしい」と要望。首位西武とは5ゲーム差で、ラッキーボーイの存在は優勝争いの起爆剤になる。栗山監督は清宮をそのひとりとして期待しているようなのだ。

 だが、二軍では本塁打を量産しているとはいえ、今の清宮は「プロ野球選手としての基本」を習得している段階。野球学校出身ではなく、高校時代からビシビシ鍛えられていたわけではない。土台づくりの時間になるはずだったキャンプは、自主トレ中に右手親指を痛めたことで中途半端に終わった。

 そもそも右肘を痛めたのも、課題になっているスローイングと無関係ではないだろう。チーム内ではキャンプ中から「力任せで、肩肘に負担がかかる投げ方をしている」との声があった。これが改善されなければ、再び肩や肘を痛めかねない。そんな清宮を本気で起爆剤にと考えているとすれば、日本ハムの一番の問題は指揮官ということになるかもしれない。